Utakata
登録
Login
新しい歌
人気の歌
サイトのご案内
« 最初
‹ 前
…
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
…
次 ›
最後 »
細路地の排気を吸ってさまざまに寄ってきた夜を肺から吐く夜
2
こぼれ落つ前に綴りし言の葉が あぶくとなりて夏に消えゆく
3
エアコンの風にあたって体冷え湯船に浸かるこの矛盾さよ
4
テクテクと意味を求めて八十年 マクガフィンは荼毘に付される
1
同じ部屋思い思いに過ごす中
溢
(
こぼ
)
れる笑みの気配が嬉しい
5
♡
(
ライク
)
あり比例するよに
×
(
ヘイト
ありそれでもきみは
◎
(
まちがってない
)
)
4
精一杯歩んだならば足跡の歩幅が日毎違っていいよ
3
なにかにはなれる気がした真夜中のカップラーメン伸びすぎていて
5
生きるべく
待機時間
(
レイテンシー
)
を消費して猜疑心を手に入れている
2
「揃いだね」白と
灰色
(
グレー
)
の同じ靴そのひとことで弾む心よ
0
深くから覗く秒針 刻むのはヒトのはじめと終りの記憶
1
萌黄のセロリトマトの赤鮮やかさ恋に落ちるにはうってつけの色
1
宇宙から声がとどいて靴下はきのうのやつをもう一度履く
4
花も実も 種すら我に な知らせそ
虚
(
むな
)
しき土の 前で
見
(
まみ
)
えばや
2
もののふを花に
喩
(
たと
)
はば薔薇のぶなが牡丹ひでよし向日葵いへやす
1
芍薬も牡丹も百合も寡黙にて化粧の意味など教へてくれぬ
5
歌を食むクヂラは銀の月光にどれみふぁそつとララバイうたふ
2
来月で三歳だよね誕生日 別れて祝えないのが無念
2
齢四つの子が観た
金色
(
こんじき
)
象の夢 告ぐは儚きヒトの灯火
1
おもちゃには君の未来が詰まってる だから大人もワクワクするんだ
2
お金
(
おじさん柄の紙
)
がいけめんグッズに変わるほら何枚も何枚もエヘヘへ
1
約束の海にひとりで来た 君がくれたミサンガ今ひきちぎる
1
あかねさす 日影零るる 対の
玻璃
(
はり
)
に
朽葉の
(
四十八
)
色の けしきぞ宿らむ
2
君の詠む星のかけらの歌歌がシロナガスクジラにのまれゆく夢
2
海のかけら
(
シーグラス
)
漂ひし夜の月光は見つむる君の追憶になる
2
洗濯とお掃除したの 良い子なの こんな私のままでいたいの
6
パパと呼ぶ前に別れた
吾子
(
あこ
)
いれば
他
(
た
)
の子の「パパ」に我振り返る
8
駆ける子の追いつかれるを期待して喜ぶ悲鳴 夏の公園
2
求めてる、《へびつかい座のホットライン》あるいは《蚊の禿》の果てにある《玉》
3
ハヤブサと飛び去る夏を追いかけて 29戦29敗
4
« 最初
‹ 前
…
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
…
次 ›
最後 »