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よそながら 思ひをやりて息つかば 息こそ通ひ せめて
屆
(
とづ
)
かめ
2
七夕の 翌日に降る 土砂降りは 彦星想う 乙女の涙
7
チーム義母 みんなの今後 考えて 施設決めたり 令和五年夏
12
浜に出て波の音を聞く 風に吹かれながら一人で笑う
6
十年も生きればこれも老犬か気付かぬうちに睫毛の白し
14
体内の水分がみな蒸発し頭蓋の裏に溜まり来るらし
3
メール便と共に配達されたるか古書を開けば赤き虫をり
7
優しさに 触れた心は 強くなり 温もりだけを 散りばめてゆく
16
テロで殺された安倍元総理を思う 1年たつが喪失感は消えない
3
石段のあちこちに穴が見えせわしく動きまわる蟻・蟻・蟻
4
腹にいる虫が恋しく思うのは塩鮭シチュー炒飯カレー
5
騒音やノイズではない
環境音
(
かんきょう
)
に割り込んできたあれは初蝉
12
口と笹かたく結んで冷房寒いみんなの幸せ願う嘘つき
3
じゃあねって途切れる声に『やめないで』文字が光に溺れる話は?
2
夜の闇よ わたしのこころ なぜ覗く 迷える人の子 聖女にはなれぬ
6
喉渇き 夜半に目覚めて コーン茶を 後味ずーっと コーン香ばし
4
歩き出す 同じ夢へと君と僕 もどかしいほど小さな歩幅で
19
短夜に長く短い夢を見た 昔の傷を抱きしめていた
12
窓の雨、加速度的に落ちてゆく 写る横顔滲ませながら
11
電球の灯に透けている口紅の咲いたグラスは君の手の中
12
窓際に「嘘」の鉢植え置き眺め散らない花の数を数える
14
いつからか錆びたレールを走らされ追い越してったあの頃の夢
18
傘の中駅までの道紫陽花を数えて歩く放課後の蒼
13
夢を持て!みんな今なら叶うんだ!その前向きな人生がいい
9
母娘には死んだら入る墓があり、誰にも迷惑かけずに去れる
8
母も娘も老いの速さはおなじ事「五十八十喜んで!」の無常
7
わけなくたゆむ石女の乳房吸いたるはあけぼの
2
てっぺんで長針・短針かさなった 夢の国へと
誘
(
いざな
)
われてく
6
君はまた 紫煙くゆらせ もの思い 白い煙に混じる憂愁
3
短冊に世界平和を書く人が必ずいるねあれ何だろう
6
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