お盆でも診察をする医師がいて昼の予約に空が耐えるか
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旅に出るまだ見ぬ吾を探すためアバターに触れる指の向こうに
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流星の天体ショーを独り占め高鳴る鼓動願はひとつ
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星飛んで 公衆電話明滅し しょうぞ ひとかけぽっち
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アザラシのちいさなひれで水しぶき鮮やかなままわたしにとどく
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サバンナの果てでキリンに餌をやる 今日も誰にも届かない歌
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一振りの白き踏み込み 夏のかお 俳句
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冴えた朝ロボットのように起き上がりサラリと頬にステンレスキッス
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夏休み 妻に連れられ飛行機に いつか夢見たどこかの国へ
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冷水に茶葉を加えて 緑茶淹れると 低カフェインで テアニン良きらし>よく眠れるらしいです。明日試そうっと
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あんなにも優しくされて責任は 貴方にもある間違っている?
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ペルセウス うっかり忘れて 寝床入る だってO型 蚊にかまれるの
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蚊帳かやの中秘密基地にいるようで 幼い弟ふたりでたわむ
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「距離置こう」貴方に言わせた苦しさは バランス崩した私への罰
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身も心も彼に捧げる決心を 見えないように両手で包む
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友人へ残暑見舞いをLINEする 貴方のアイコン下げるが為に
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うっかりと君に触れたら感電死するかもしれぬ暑い浜辺で
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なまぬるい風呂に足だけ漬けている 窓の縁に居る蝉の亡骸
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独りなりに盆の準備を整えし不安に思うは吾のともらい
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ザーザー しとしと  心の雨が降る音に擬音はなくて君は気づかぬ
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目に見える孫の成長背の丈はまもなく吾が見上げるほどに
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大きな風船の中にいるみたいにして指をピンと張って老いたカラスを嘲笑う蛆
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努力せよ さすれば叶うと 馬鹿者め 口はアナルに ついに届かじ
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喜寿祝い子らより受くる大谷のキヤップとシャツではにかむ夫
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アスファルト隙間に出ずる鮮やかな か細き緑の命が怖い
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左手の痣も背中の傷跡も見えなくなってしまえばおわり
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うしろなど 振り向かないで前進め 過去は俺など 見ることないから
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秋が来る 君の毛布の 内側に この幸せな 日々の隙間に
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お盆には 姉妹しまいそろって 久しぶり まるで友達 会話が尽きぬ
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風乾く うろこ雲 陽は斜め 大丈夫 千葉にも 秋来る
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