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草いきれ 雨降る春野 束の間の水浴み 光宿せる夏へ
6
引きて堰く苗代水のいかなれば過ぎゆく春をとどめかぬらむ
6
ちんまりと 箱におさまり 寿命待つ 宇宙を
背負
(
しょ
)
って 生まれたはずも
17
肉じゃがの旨み確かむ夕餉時冬眠開けの根菜届き
11
酸欠の金魚の如き父の口にそっと当てがう“楽飲み”の先
4
狛犬の 間をするりと くぐり抜け 日常からの 少しの旅へ
5
どうしても 見せたいなあと 思う人 居てくれるから 頑張れるのだ
4
日も伸びて ついに今年も 夏が来る 背中に羽が 生えた気がする
3
太陽がヨハン・シュトラウスを響かせて水平線から私を照らす
4
憂鬱と黄砂に霞んだこの街を清めるが如雨は降りたり
4
ワイドショー見るとその内アカになる昔は馬鹿になると言っが
2
昼間より飲む 李白牧水ハイヤーム 旅人なども我れの酒友
5
沈痛な選挙事務所のとなりには「大願成就」の酒を売る店
5
死に触れて帰り道には腹が鳴る生きるというは腹が減ること
12
レンジをピッ卵を焼いて子を起こし 手を貸し給え千手観音
5
持てるもの全てを君にあげたくて宇宙すべての夕日を君に
8
「ラーメンが僕を求めているんです」深夜一時の口癖が行く
4
死にかけの人の匂いは赤子のように柔らかいソープの香り
3
「サヨナラ」をきちんと伝えたいからさ も一度あなたと出逢いなおしたい
3
学校のトイレで精神科に電話をかける これが青春か
5
鮮血が みちにちらばる 椿の赤。ミャンマーそしてウクライナ
6
分け入れば
馬酔木
(
あせび
)
山吹 山菫 媚びぬ命の春を
寿
(
ことほ
)
ぐ
5
短歌詠む幸せ見つけたその日から 私の心に明かりが
灯
(
とも
)
る
11
他愛
(
たわい
)
ない会話ばかりの電話でも 私の心 心配だったと
2
悪者も真っ赤な顔して泣きながら生まれた時が確かにあった
7
「母さんの苦労がよく分かったよ」 独立した息子 最初の言葉
5
黄砂来て空は殆ど見えぬのに今日はやたらと雲雀が鳴くし
4
涙越し
愛
(
いと
)
し息子が巣立ってく 吾は
未
(
いま
)
だに子離れできず
3
人間は後ろ向きには歩きにくいがばいばあちゃん、おら歩けねで。
4
恋人はたぶん不可分わかれても きっとどこかでつながっている
4
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