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有終のデッドヒートを生で観て妻の実家の焼肉を食む
11
首筋で日差し受け止め川遊び子どもの乗つたペガサスをひき
7
落人の拓いた里と義父語り花を手向ける岩壁の墓
15
朝電車 いつもの日より 空席が 目立つ車内で 盆を実感
13
俗世捨てなってみたいなスナフキンされど彼ほど達観できず
14
フローリング駆けるスピッツ爪の音“シャカシャカシャカッ”とせわしげに/題『犬
vs
猫』
9
耳澄ます忍ぶにゃんこの足音を気が付きゃ背後取られ一本/題『犬
vs
猫』
10
ルナツー
(
るなつー
)
とか
ソロモン
(
そろもん
)
アクシズ
(
あくしず
)
ややこしい
全部
(
ぜんぶ
)
同
(
おな
)
じと
思
(
おも
)
ってた/題『ガンダムかるた』・る
5
最近は地方も走るけたたまし音巻き散らすVANILLAトラック
4
驚いた 巴里五輪など ついに見ず 我も感じた 嫌悪感かな
4
涼風を目隠しシェードが邪魔をする 外せぬ悲しき住宅事情
21
今朝は未だ蝉も鳴かない猛暑日か熱中症にかかったようだね
4
推敲を 重ねて詠むも 今一つ 素人歌人 褒めるは君だけ
8
洗面器湯舟に沈める孫ら見て幼き日々が目蓋に浮かぶ
9
猛暑にも夏を彩る百日紅の夕べの空に上弦の月
20
国背負い 勝負挑んだ 巴里の地に 涙も笑顔も 眩しく輝く
9
話さずに食事をしても気にならず 積み上げてきた歴史があるから
13
「ベビースター擬態してるよ!」息子追うフローリングに逃したおやつ
10
願い事書きたいけれど
夫
(
きみ
)
もいて よたか🤍と書いてランタン飛ばした
11
"
流行り
"
だと 言われて少し ムッとする 自分自身で 持った興味だと
10
慰霊の日 登山ができぬ 後悔を 抱えたままに また夏が去る
17
御巣鷹は
39
年 経つという 友を知る人 少なくなりぬ
16
この声もこの目もこの諦めも これが私すべてが私
8
火にくべて煙撒かれるあの船に あなたの影は見当たらなくて
6
前を向き土を払って覚悟決め 歩みとともに君が薄れて
8
「サザン神!」桑田語りは任せたよ 僕は歌い継ぐ 忘れかけの歌
9
ゼリーにも菊花の如く細工する手作り供物リベンジで勝つ
11
怒りたい気持ちと炭酸を飲み干した鼻を抜けていくシトラス
7
歓声とステージの爆音たちがぶつかる摩擦で起こる熱気
3
ランタンに祈りを込めて手を離す ゆっくりでいい空まで届け
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