友達は少ないのよって言うけれど 着歴俺だけって少なくね?
2
今更にコクマルガラスなる種を知りイメージと違う鳴き声愛らし
9
朝日受け川面に遊ぶ白鷺(しらさぎ)の優美な姿 似つかぬダミ声
29
スタンプを 押すのがやっとのメンタルに 君のLINEは もはや拷問
8
友に逢う車窓の景色も駆け抜ける 東へ向かう新幹線にて
22
水鳥の 群れが列なし その背後 朝の光線 かき分けて射す
9
汗·涙ツリーのイルミに煌めけり新東名の谷の工事場
17
薄明が やがて訪れ 海の輪郭 なぞる東雲 視界よ開け
10
公園の 風に揺られしブランコが 遊ぶ子ら無し 哀愁さそう 
18
降り続くぼたん雪のなか出仕せしも健診科には人影まばら
7
消えかたを忘れた雪は固まって砕け散るのをじっと待ってる
6
ひとはみな小さな月だ 満月のひかりをきみは反射している
5
真剣な 目の奥にある 師の言葉 「記せ五感で」 耳奥で鳴る
6
最後まで起きているよと言い張った そんな子どもの寝顔の写真
7
初彼の部屋中貼られたポスターは中山美穂で私は降参
29
晩秋の小春日和に蛙哭く 冬眠しなよと言ってやりたい /2023.11.6
10
クリスマス 顔も知らない神様が 人の身になり産まれ落ちた日
6
馬鹿なのと耳を突き刺すキミの声好きなのお互い分かっていたの
3
雨や雪 予報どおりも 嫌(いや)だけど もし外れても それも嫌(いや)だな
6
詠みかけた お風呂歌(ヒートショック) なんだか不謹慎?? ひとまず差し替え この二首とする>ミポリンのご冥福をお祈りします‥
9
いつからか お風呂こんなにしんどいか それが病(やまひ)といふものなのさ(諦め)
9
銀行で残高照会しただけで丸まった暦貰って帰った
6
あとすこし もうすこしだと(自分に)言い聞かせ 髪を乾かすお風呂上がりよ
10
茜さす 日暮の空を 飛ぶ雁よ 連ねて航れ 信濃の國へ
7
現実に君が好きだと言うけれど 妻子あるのがあなたの現実
4
食べきれぬ 親のちまきを 手に下げ トトロみたいね 居間で見たよね
7
琉球の 眩しい光 直に浴び 沢山実れ シークワーサー
5
ハニーあたまのてっぺんから爪の先まで全て余すことなく食べて欲しい
4
風を避け夫の作る干し柿はスマホ頼りのその時勝負
19
親の声 今は幼く 響きけり 前へ進めと 風吹きあがる
6