笹の葉にかけたわたしの願い事 叶ってないと気付いてしまった
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君がもし 谷間に落ちて 辛いとき 同じ目線で 共に生きよう
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炎天下キンキン冷えた缶コーヒー君のうなじに押し当て歩く
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書き写すコラムの文字は五六三いとも静かな時間が過ぎる
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記念日がある事だけは胸張って生きて行ってね大好きな君
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しましまの光を胸に受けじっとしている。瞼は震えている
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パラシュート開き方は知らないが開かなくても鳥になりたい
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おすすめはかなしみでできた塊を抉り取らずに溶かすことだよ
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おそらくは夏の空の明るさに秘密があって何もいらない
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楽しんで浮いてる奴の首を折る 此処は狩り場で 「楽」などないのだ
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桜桃忌訪ねて侘し禅林寺なあんだ命日違う日か
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歳取ってゆるむ涙腺ゆるむ肛門ゆるむ膀胱一大事
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シコり寝の 乾いた朝に ふと思う さては昨夜は 風呂に入らじと
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自分から心を閉ざしておきながら「話しかけてくれ」という矛盾
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恋しけり 尋ねきてみよ いつぞはる ただれた指の 通る袖口
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朋輩の目線をそっと窺いつ 男の日傘足ばやに行く
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便所より いでてすずむし スヌーピー あは熊汁か? ならばすすろう
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この夏の流行りならむと胸張るも 男の日傘顔隠しゆく
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みいちゃんの 可愛いさばの パンケーキ 食えよオイオイ 食うよな当然
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言の葉に浮かぶ体温吸い込んで溺れ死んでもかまわない夜
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貶める言葉弄する魂胆を知って知らずのヒメアカタテハ
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指と股 血が止まらない いつまでも 股は止まるか 指は永遠
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千年後暑さがどこか消え去って静かになった嘘っぽい夏
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いつまでも続くと思うこの熱よ青春過ぎた地球にもあれ
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バリバリの夏の暑さの汗に代え氷菓が見せる薄張りの霜
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ふと起きて消し忘れてた電球の責めてるような光に焦り
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太陽の視線に隠れ寄る陰が小さき夜に僅か思われ
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西の空黄ばんで見えし百日紅 我はただ汗流す塊
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電子だけど積ん読をしてて、電子だから積んでることごと忘れたりします
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“わけあり”で値引きラベルを見つけたがやはりハズレか!むにゅると苺
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