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読書灯、ゆっくり活字を追っていく、滑った、今日の日はさようなら
4
下ろしたてデニムの硬さ心地良く下肢包み込むインディゴブルー
5
今日会ったあの子が春を連れてきた「あたしほぼほぼ二年生!!」
8
戻るなら半世紀前でもそれは未来の今が変わるだろうか
13
集まってごはんを食べて帰宅する 50分にも満たない夢だ
6
学生の ときに聴いてた 音楽を 聴いた瞬間 タイムスリップ
6
父さんの遺品の日記覗いてごめん 達筆すぎて読めずに苦笑
20
まだやれる。大丈夫だよ。泣かないよ。 そこで待ってて、笑っていてね
9
手ずからの化粧水など賜りてオンナを上げての再開約す
13
五つ目の質問答えて気づくバカそんなことさえ知らずにいたの
4
春一番 東北では言わないんだって 一年中 春のような君に教わる
13
椿匂ふ路上に吾は君思ふうつくしきかな
穹
(
そら
)
の青色
7
あのひとの両目を覆う手のひらがこんなに大きくなっていました
5
さよならを言えないようにくちづけをその唇に上書きさせて
9
花冷えというには花が足りなくて冬の中にて思い出す、ふゆ
9
あと一年学生のうちにできること 映画も旅行も全部やるぞ
5
五億年前海だったゆえにまだ音も匂いもしない教室
8
身の垢をすすぐ思ひや水清き川辺に咲きぬ菜の花の色
8
まえあしをいつも布団から出すきみがまんまるになる気温は五度
9
野良猫が声に振り向きじっくりと吾の顔見て立ち去りにけり
16
時間との 戦い疲れ 深呼吸 耳を澄ませば 心臓の音
13
昔話
(
おはなし
)
に タヌキやきつね 常連で 僧侶にお化け 竜も飛ぶ
10
女なら化け物くらい飼い慣らせ 何のためにリップを引くわけ?
6
スマホにて 子どもの頃に 親しんだ 「まんが日本昔話」
視聴
(
み
)
る
10
海原を背にしてそびゆロケットは潮もかないぬいざ宇宙へと
10
北海道いちごのサワーが飲みたいな ねこもくたびれ 母もくたびれ
11
この
都会
(
まち
)
に 溢れる愛を 夕立は ただ見ていたよ 見つめていたよ
6
初恋を 想えばそこに あった夏 心はいつも あの頃のまま
5
独り占め するには 広すぎた心 誰の胸にも 抱けない心
4
さき
匂
(
にほ
)
ふ やまの
山茶
(
つばき
)
にあぢさはふ
繍眼兒
(
めじろ
)
は
啜
(
すす
)
る
花蜜
(
はなのみつ
)
かな
5
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