雨踊れだれにも言えぬ本音だけ隠して濡れてここに残して
0
きらめきを拒む星々の距離のことあれは夜空の眠りと思う
2
大雨よ不気味な雲の隙間から天がのぞいて今日も降らせる
1
話すこと 禁じられれば 書くことが 溢れる思い 零れて落ちる
0
生きるため 存在のため 人間は 何かを愛し 誰かを欲す
1
大人しい 女子に声を かける時 君に見られて 厳重注意
0
きくゑ殿 考えずとも 感じれば 言葉は語る 己のことを
1
女々しいと 男をなじる 君ならば バイクが似合う おじさんたらし
0
睡眠を 削りて祈る 真夜中に 誰も助けに 来てはくれずに
0
5時なのに 白みかけたる 曇天の 雨降る音に 眠れぬ始末
0
フォローする 最低短歌 美女すぎる 際どすぎるよ 珍しき人
0
真っ暗な 団地の庭の 夜明け前 バイクの音と 雨降る音と
1
堕落した 歌詠む君の 大胆さ 喘息煽る 夜更けの刺激
0
アスファルト殴る音引き連れ雨弾丸自転車の我に迫り
3
「お、飯行く?😀」「まじ、今日生理?」「あー、ごめん😂」草も生えぬもののふのライン。
0
「大丈夫?🥺」その一言が聞きたくて 肥溜めに身を投げる相互垢フォロー
0
猿人が初めて歩いた夏の日に蝉はやっぱりミンミン鳴いた
1
一行で暴言にならないように言えることってあんまりないの
0
デカいだけ前戯は下手くそ顔はいい  ラインはマメだがホテル奢らず
1
足フェチのあなたは満足したかしら  ヒールで蒸れたストッキングの先
0
大声でホテルでイクのは好きだけど、それはあなたが満足するから
1
三年半、あなたと付き合ってみたよ。 結局ラインで別れた三時間半。
0
バイブから始まる恋もあるけれどわたしはやっぱり貴方が憎い
0
栗饅頭 並べてみれば 匂い出で 毛無草とてすべて飲み干す
0
別れ際 繁る鮑に思い馳せ 花火飛び散る夏の日の夜
0
いにしえの糠に浸かりし一本のとぐろを巻いた胡瓜をむさぼる
2
愛されぬ 花はいずれは 萎れゆき 土に還りて 忘れ去られて
0
好きな人 数えてみれば 一握り 片手で足りる 緊急事態
0
暗き過去 背負い続ければ 深き傷 人目も避ける 性格となり
0
行くとこも 来る人もなし 自らが 思うようには 人に好かれず
0