Utakata
登録
Login
弥涼暮最中
フォロー
0
フォロワー
1
投稿数
7
高二です。
薄灰の雲の隙から流れ出て子供の時を終わらせる 青
7
自らの名が呼ばれるを聞くたびに命のかたちを与えられてる
8
時刻表通りに動く無機質な電車の音に安堵する夜
7
冬枯れの木立は雲の花をつけ雪の予感を風に香らす
7
人はみな因果は巡ると言へども何ぞ吾の想いは還りこず
5
人の手の一つもつかぬ砂の野を不気味な私が進んでいる
4
空き瓶に川の流れを詰め込めばいつでも海の場所が分かるね
8