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享年の眠れるまえの
慶事
(
けいじ
)
さえ忘れてしまうあすの朝には
7
20
%
(
パー
)
off
で売れてた 恋ならば 僕は今ごろ 君の手の中
7
瓦解する記憶も我も何もかも救い求めし誰ぞ来たまえ
6
沈みゆくなお沈みゆく思い出が浮かばぬように誰か重しを
6
屋上で冬の空気を感じながら洗濯物干す師走の朝
12
人知れず冬に迷いしくびれかなそれともへそかと腹巻きの位置
19
嫌われる勇気もない好きだけ抱え間接的な失恋を待つ
6
冬牡丹道の脇にて咲くを見る早く行かねば遅刻するかも
5
霜柱そろそろかなと待ち遠しあの踏み心地ザクザクと冬
10
教科書の正岡子規に落書きし済まぬと恥じる坂の上の雲
24
体調が悪い?と不安になったけどよく考えずともただの寝不足
8
暖房の設定温度を上げないで厚手の靴下履いて我慢す
11
ありふれた ガラスのような ことばたち 綺麗というより あぶない代物
8
覚えとけ兎がいつも寝ることに賭ければ亀は負け組になる
13
改めて考え直しますと言う後輩のキミ好きなら言って
3
銀杏の実を割り茹でて茶碗蒸し家族の風景ハナレグミかな
4
現金な奴だと笑うけど馬鹿め現金よりも値打ちがあるわ
5
タヌ猫に はいと腕枕さしだして 「ねーたん」も寝落ち 起きたの2時よ
11
美味いぞと君の箸から貰う鯖意外とごめんやっぱ無理だわ
5
画期的だったあの日モテ期と勘違いするほど若い昔だが過去
12
思い出を主食にしてるわたしって手のかからない生き物だから
18
もしかしてチンパンジーの求愛かガラス戸越しにチューをしてくる
13
言葉或る「朝日が見たい。寝て起きて、」 縋る思いで 祈る声だけ
8
刈り上げ女子の急増にまた英明はイケメンになりたがってる古希
16
ふてほどの意味を知るほどふてほどと思うほどなるふてほどのほど
11
ああ朝だ 詰めた書類と 曖昧な 覚悟を抱き セントレアへ
10
週明けの朝の冷気に茜差し今日を進めと励ましくれる
20
「プーチン兄ちゃん助けて」と泣かれ 仏頂面でもアサドを庇う
8
明るいと逃げ場が無くて、苦しいや。朝の星には感謝してるよ。
9
かじかむ日 地下プールには俺一人 スタッフ五人の即席セレブ(もちろん公営)
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