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カレーにねイソジン漬けは嫌いなの。そうね確かに色は似ている
14
忘れじの 燃ゆる想いよ 散り紅葉 もう秋も来ず 燃ゆることなく
4
きしゅうけん漢字で書けに『奇臭犬』真面目に書いて笑えぬ辛さ
14
「でんでんむしむしカタツムリお池にはまってさぁたいへん」娘よスルーしそうな出来映え
16
いくときに ひもじいおもい させたので ぶつだんならべる。 くもつはへらぬ
18
バァバゆき イベントなんかは いみうすれ きのうとおなじ きょうすごしてる
17
あたたかさ求め握った手に触れるポケットのなかレシートのゴミ
8
不貞腐れ毒づきそしてまた一歩歩み始める波間の少女
7
現在
(
いま
)
以上寂しさでない災厄を私たち皆引き受けかねて
8
万全
(
ばんぜん
)
の
体調
(
たいちょう
)
なんて 一年の うちに
何回
(
なんかい
)
あっただろうか
8
寒々と窓に灯点る施設あり夜闇淋しいバス通り沿い
15
pierced・earrings
(
ピアッスド・イヤリングス
)
ただ飾る耳朶 潤む瞳を忘れたままで
4
インフルの予防接種受けてから数日経つがまだ肩痒い
5
目覚めから寝落ちするまで漂うはあなたの気配抱いて過ごす
5
キッチンの小さな明かりで啜る時カップヌードル本領を出す
33
山肌の白さは虚ろ遠いまま 足元ぐしゃり 明日そこに立つ
6
雪積もる鬼瓦さえひび割れて朽ちゆく寺に人影ぞなし
8
母の愛 知らないつもりで 居たけれど 愛がなければ 作れぬコロッケ
8
流れゆけ夜に凍える魂へラジオ奏でる『愛燦燦』よ
14
見定めぬ夫のこころのその
象
(
かたち
)
すでに後期高齢なるも
18
実験の 終わらぬ夜に くるくると るつぼの中で 私くるくる
8
走り去る配達員のバイク音 乾き切った寒空に響く
14
「野郎だけの ムサい会だよ(笑)」と言う君の 瞳の奥で ゆれるさざなみ
7
骨を折り顔を潰して肩落とす脛を齧って首が飛びそう
4
この夜も 一人じゃないと 知るために 花を育てる 線路沿いに住む
7
テッパンのお土産菓子に舌鼓
夫
(
つま
)
の笑顔で温もる寒夜 /博多通りもん
23
スマホって正直だわねガザガザの指は好みじゃないんですって
16
世界には知らないことがいっぱいでだから明日も生きてゆけるね
8
えぐれてる口内炎を舐めながら「にくづき」を月と書く訳を知る
12
触れた手が凍る海から掬い取る サルパの触手 心絡めて
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