短長短 […---…]響く二階は子の小船 雄の血が乗る白い壁穴
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無職とは生ある中の一休み歌など読んで見つめ直して
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そうですね。特になんにもないんですが ちょっと、伸ばしてみようかなって。
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誰よりも遠くへ飛べる気がしてた ぶらんこ漕げば近かった空
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司会者は色々知ってるだろうけど  わたしのことは何も知らない
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人として 正しくあろうとするだけで 歪に磨り減る 輝かぬ石
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芽吹く空 春を感じる 風が吹く
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それだけが全てじゃないと分かっててなお返信を待ち続けてる
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僕はもう ホトトギスではないもので なきもしないし 死にたくもない
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味噌汁を出汁からつくって飲んでみて、世界が少し愛しくなった。
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自虐ネタ「言っちゃだめだよそんなこと」 そんなこと、言ってくれてありがとう。
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忘れ物を 取りに帰った 更衣室で 君に会えたよ ちょっと幸せ
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花の色は 青く染まって思い出す 君の癒えない 悲しみのこと
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待ちびて ようやく届いたあなたからの まだはずさない未読のバッジ
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大いなる罪悪感を飲み込んで冷凍グラタン手作りと出す
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僕からは言い出すことを躊躇して君の言葉を待つ沈黙間
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動くはずわたしはちゃんと動くはず コンセントなら刺さってるけど
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ありがとうあなたがくれたなにもかも【名前をつけて保存しません】
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お願いね、心苦しく思ってはいる 靴下の穴あなたに縫わすの
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意味ないよ本当に知りたいわけじゃない あなたの干支も血液型も
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この部屋の座椅子の窪み婆ちゃんが泣いて笑って生きてた証
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こりゃいかん すごい寝不足もうダメだ やりたいことはたくさんあるのに
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過ちが遺された場所 少年は地面に埋まる爆弾を踏む
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兄:乃依瑠のえる 弟のボクは麗音れのんだよ。兄ちゃんとちがう父さんでもね。
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三年間私の苗字だった子は家裁を走り新たな なふだ
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この岸辺、この角部屋に打ち寄りぬ椰子の実ひとつ抱いて寝転ぶ
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「愛」なんて言葉 簡単に使うなよ 愛ってのはな 愛なんてのは
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純粋な君がつぶやく、三月の風が吹いてる」借用している
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名前さえ思い出せない人なのに 脳の隙間にこびり付いてる
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6歳のわたしが並べていたものは  おはじきじゃなくて宇宙なのです
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