のろのろと車検の代車で行くスーパー居並ぶカボチャに目鼻つきおり
12
この歳で再婚などは望まない安楽死制度採決を待つ
11
還暦を間近に控え「独身」は聞いていいのか性的嗜好
5
質屋なら二束三文なるところ友へ託せば良いのよと、母。
8
一昨日の続きが聞けたメッセージ 牛丼と書き愛と読むのね
3
明日はもう ゆっくりしよう 最初から出ないことにして 菓子でも焼いて
12
そろそろ式近し、お腹の孫元気^_^かな
4
君が「すき、すき。本当に」と繰り返しわたしの肌を塗り潰すから
8
ゴディバでも5円チョコでも同じだと言うきみの横で発泡酒で酔う
12
素手喧嘩ステゴロでアイツの鼻をへし折れば付き合ったことチャラにでけへん?
3
旅人に標をしめす北極星のよに 優しく導く教官
7
もしもまたどこかで逢えたなら 貴方あなたの物語を聞かせてください
7
あぁ久々の飲み会🍻、まだ、街は喧騒のなか帰ります。🚃で、
3
君がいる世界はとても楽しくてあの人の嘘も忘れそうだよ
13
私の事100%理解わかる人 自分しかない今更いまさら気づく
10
差し入れに 芋羊羹ようかんをチョイスした あなたのセンス ブリリアント
5
ぎっくりと朝いち腰に電流が 今日は優しくモップをかける
8
ちょう一羽 うたにもならぬ一日に 静かにおりて いろどり添える
11
どうせなら いっそ殺してくれていい 「あんたなんか好きでもなかった。」 そしたら俺の中の君をすから
5
「きみのこと実はとっても好きなんです」などと犯人は供述しており…
2
もし「君と仲良くなった暦」ならば 今日が一年一月一日
6
「前髪をかわいくしたい」と言うきみが かわいいことを きみは知らない
16
晴れた空心落ち着くあの色は神様のチョイスかもしれない
14
高齢の夫の趣味の畑仕事茄子の豊作貰い手探す
20
腰痛の私を友は芋掘りにぐいぐい誘う殺意感じる
11
ちま猫は 姉猫あねの4倍うごくので オヤツひとつぶ余分にあげる
8
幾年を耐へてれ屋の中庭に主を持たぬ柘榴の実る
7
知らずとも海の色なすひよどりの空の唄ひぞとよみけるかも
5
幸せでいつづけるため努力する。多分死ぬまでそうなんだろう。
11
赤いね、となぞれば赤いね、とあたらしい傷を与えてくれるひと
4