眠ってた彼がむっくり見を覚まし 俺の短歌うたは?と催促された
3
よこたわる シーツの下で うごめくは さてはゴキさん いやセミのつま問い / 昼ほしたシーツ
8
梅雨明け宣言日、大暑お見舞い申し上げますか。暑い。
3
過保護気味の母の眼差し 無き猫らよ 再会の日まで どうか健やかで
6
反対をする事自体が目的や理由であるなら議論は不毛
7
駆け上がり 滴り落ちる汗の粒 つづら折りとの 真っ向勝負
9
夏の午後 まだ見ぬ君を 思い浮かべ 中途半端な 愛を求めるな
2
いつもより厳しい夏になりそうで髪を短く短くしました
14
池の端鳥が水浴び戯れる千客万来梅雨明け猛暑
7
寝台に 横たわってる キミのこと 上から見下ろし 生を感じる
2
身に覚え無き青アザの原因を 思い出すまでが 脳トレとなり
15
一階で降り 鍵かけた? 直前の記憶失くして 九階まで戻る
12
神様にこんな時こそ話したい 実家いえにて祈る しずかにひととき
5
引っ越しでほこりでくしゃみ止まらない 鼻毛抜いたら止まった息子
4
泥のよに 猫タヌと眠りし 6時間 母がおらずに不安だったか
5
この春の桜を共に見しなれの視力失せしか 忘れじの色
15
村雨むらさめの しづくのはしる竹羣たかむらは つかかすみけぶるやうなり
3
北の国 娘ら集まり 花が咲く 元気もらいて 二人で歩む
4
収納に 四苦八苦した われいとし 収納グッズが 半分以上 / リフォーム
14
大雪山 今日も挑みし 貴女らに 勇気もらいし 我奮い立つ
3
葬儀社の資料取り寄せ見比べる人生最後のショッピングかな
9
朝日子あさひこは さねさし相模さがむひむかしの 雲居くもゐひろ虹霓こうげいと見ゆ
2
蝉のの 薄雲うすくもく月影は 白銀しろかねゆゑに夜半よはえんなり
2
喧嘩したままで食べてる朝ごはん静けさ埋める蝉しぐれかな
12
ウクライナ 力の限り 国の歌 二色の旗も 雄々しくなびく
3
2時帰宅 片付けをして3時就寝 教会行けたらスーパーウーマン
5
水入れて待つだけでいいんでしょうか 夏場のアイスティーは最高
3
雑念があまりに溜まりすぎたので あとでティッシュにくるんで捨てる
5
自転車に乗れた逆上がりができた 日々を紡いで祝日を編む
8
ちま猫に そばにいるよと言ったのに 母は恨めない 病がにくい
5