明るみを遮る布にじんわりと漏れる光は夜より暗し
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喋ってる聞いてる俺の耳元で何もないよな陽の光かな
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千の蟲鳴く一匹の狂ひ鳴き三橋鷹女の句から 千一匹目の52Hz
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四温経て 翌「朝の扉 見て来たよ 春のドカ雪 !」 現実化したよ
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0時過ぎ 佇むカップラーメンに負けてる君を愛するだろう
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雨降れば 君を迎えに 行けたけど 通う姿を迎えに行けない 見れて嬉しいちょっと寂しい
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卒業式よりも私に卒業を感じさせたよ今朝の空気は
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「誰頼も?」なんて聞きたくない嫌だニードル買うからあたしが穿うが
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沈みゆく船よ 枯れゆく花よ また姿を変えて会えますように
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重なりて一つの波となりしよるかへる貴方の背中の形
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待ちし時われをいだきしその腕は流れ星のごと黒に消えゆき
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どうしよう昨日も今日も家の中行きたいところ消えてゆきそう
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曝かれるならば陽よりも月が好い 煩悩は夜に美しく萌ゆ
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肉体を脱ぎたいのだがあいにくと私が外側にいるもので
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ごうごうと空に風の音轟いて冬の終わりはおまえさみしいか
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楽しみという前向きな気持ちなら燃えないゴミに出してきました
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募集中:傘を縦に持てない人を雨音に混ぜて消す方法
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あいみょんとカネコアヤノの区別すら分からぬほどに音楽離れ
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君のため羊を数えて夜を明かす役に立たない僕を許して
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生温い風が頭皮をすり抜ける  いい子いい子と誰かが慰む
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瓶詰めにしていた恋がひっそりと腐ってました残念でした
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君の吐く息がふわっと白くって、だから、えっとね、あのね。好きです。
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泥臭く戦える女でいたい セーラームーン世代なもので
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僕の身は ちっぽけなので 涙とか 愛だとか、すぐあふれてしまう
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CDの売り場眼に入(い)る「オフコースミリエアム」のみ 十年聞き惚れ
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あの頃は目が合うだけでよかったし先に逸らせば勝ちだったのに
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あの人の墓前の土に芽吹きたい 時折降る雨だけで生きたい
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春風も二人も絶えることはなく世界が終わるなら今日だなあ
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身のうちに 飢えるこどもを 眠らせむと 雨の夜中に 牛乳を飲み
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愛というフィクションなどを信じましょ人には言えぬ悪いことして
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