何万年 生きるつもりか知らないが 探せばいいさ、居場所とやらを
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大丈夫私がずっといてあげる背中を撫でてあなたとふたり
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何度でも やりなおせるとは言うけれど 過ぎてく時間だけは無言で
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生きるとは 敗戦処理だ? ばかやろう 闘えたことを、きちんと誇れ
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一缶のレモンサワーを飲み干して 何も変わらぬ明日のアラーム
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リサイクルショップに並ぶ百円の皿の前世のしあわせな家庭
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同じ青など見たこともないのだが空が青いと言えば通じた
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下描きへてる少女おとめつ斧にサビは生さない(描かれない限り)
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そんな服オダギリジョーしか着ないでしょ  黒くて縒れて上下あやふや
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黄色いの、いつも着てるしいい匂い  君はなにかのアンバサダーなの?
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傷付けたあの子が泣いて眠れないかもと思うと、眠れない夜
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春なんだ だってこんなに元気だし しばらくしたら飛べちゃうかもね
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黒板にチョークでし証明式しかして内と外は分かれり
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何となく言ってみたけどそれっきり  いちご白書の意味も分からず
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炭酸のだのこるジンジャーエールがしずかに音をたてている
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真っ直ぐな心だからね。曲がったり 歪んじゃったら壊れるんです (すばらしき世界)
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腹の虫なら飼ってます 巣を作り交尾もするしたまに刺します
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「この名前、BLの受でたまにいる」 私の本名、言い難くなる
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制服の下に隠れる紅いきず 君の声が形となって
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2H2O→2H2+O2質量の保存法則証明すお化けはいない人々は星に
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極薄の袋につめてもう少しあたたかくなくなるまで待とう
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【解答例】漱石を 知ってる?って 尋ねたら 「よく知らない」って 言われたからです
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壁板の木目が顔に見えた頃  話相手のは無口で
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『月が綺麗ですね』と言えなくなった理由を述べよ(※ 沈黙は不可)
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開襟のシャツから覗く鎖骨には私の知らない水が溜まるの?
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明るみを遮る布にじんわりと漏れる光は夜より暗し
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喋ってる聞いてる俺の耳元で何もないよな陽の光かな
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千の蟲鳴く一匹の狂ひ鳴き三橋鷹女の句から 千一匹目の52Hz
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四温経て 翌「朝の扉 見て来たよ 春のドカ雪 !」 現実化したよ
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0時過ぎ 佇むカップラーメンに負けてる君を愛するだろう
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