赤い糸 手繰り寄せたり光る君 糸は還って布になり 情熱強く炎立つ
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わがうたにいまだ紋章なきことも恥ぢずこよひも豆腐が旨い
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コーヒーが氷を壊す音をして解釈していく毎日である
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寂しげな街の電話ボックスはあの日の二人を未だに匿う
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親切の真ん中の君泣きじゃくり 高くなるディズニーの噴水 /「迷子」
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公園の白き倉庫のらくがきは「オカマ星人市川参上」
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ダサいのは服の在庫がない所為と思ってたけどまず身だしなみ
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色盲の吾に赤きを教えたる友居て遂に秋を見つける
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おけいはん お知らせメロディ みやびなり むかしの和風の着メロおぼゆる
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宇治川や ひかる川面かわもがうつくしき 夢浮橋 かくもあるかな
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うたかたの 繋がり離る 人の世の 夢はまぼろし 時はあやか
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躁になりアイデアだけは思い付き時間が無くて形に出来ず
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来るはずの無い人からのLINE通知 来るはずないって分かってんのに
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玄関を開けるといつも君は手に どうして虫を持っているのか
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頬つたう 涙で夢から 冷める朝 亡き祖父に会う 姿元気で
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ながし髪ゆひして妹がつくりけむおさげ髪しく朱牡丹の咲く
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あかねさす紫繻子ぱあぷるさてんにくるまりて王女の真似をす吾子、父は馬車
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へいへいと時は過ぎぬるわが家に平安くづすごと郵便来ぬ
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乳当てのすこし小さくなりぬてふ父には云はず母には云へり
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吾子あこふたりいひつけりぬ室内で衣服たためり平安おだやかな春
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わが妻と吾子あこらがわれの健康を思ひやりして酒を呑ませず
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丹頬につらをとめがまろき乳さらし乳当て干せるやをら春の日
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ポケットに 冷えた指先 くぐらせて 温もり嬉し 明日は立冬
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本日のお勝手仕事をやり終えてへたりと座るああやれやれだ
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SNSこだましてゆく声たちよ 人それぞれのくらがりのうち
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橋姫の霜を片敷く狭筵さむしろいたくな吹きそ宇治の川風
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いつの間に冬は来ぬらむひとりるわが衣手に霜ぞ置きにける
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皿の上に小さなシミがあるんだがよくよく見ればそれは血だった
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降り掛かる 淡き紅葉もみじに 秋時雨 山麓しずかに 色深まり
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君の夢出てくる僕は僕じゃない僕に妬いてじたばたじたばた
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