僕の声聞いてか聞かずか窓際で 君が見つめた桃色の空
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日の入りの早くなりたる秋空に 雲は流れて草花舞いて
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通販の僕には小さいニット帽 娘に被せて可愛い親馬鹿
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揺らされて口づけしても爪を立て そんな痛みも恋しく秋風
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君の父の特等席ソファベットにして君眠る秋深まる夜
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生憎あいにくの 雨の生憎あいにく この漢字 にくさ伝わる この空模様そらもよう
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アケルナル 数年食べたおにぎりのように君にも飽きる日が来る
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そんなにも しょっちゅう月を眺めてたら そりゃ噂にもなりますわいな(苦笑)>光る君
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ぴかぴかの可視光線のようなひと隠れても無駄はやくおいでよ
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信濃の地 拓くひとが為  稲の穂も、栗、栃の実も いざ熟れめやも
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うずくまる近し地面に透かし見る認めたくないいんなる気持ち
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山に貼る光受けとめちからつ射さる角度の気づきし朝に
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日の出まえ澄んだ空気に足かるく白くなるころ噴き出すしずく
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薄雲が 月を隠して 見えなくて  貼り付く足と こんくらべだね
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舐めんなよ ハッカ味くらい食べれるし 何だったら逆立ちもできるぜ
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色変わる時を計って歩き出す影から光へ流れ出す波
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今はまだ名もなき感情「 」だけど、名付けたらきっと腐ってしまうな。
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スーパーの 売り場の棚で ぶどう狩り 家族連れらの 楽しき笑顔
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しなかった旅の記憶、向こう側。過ぎ去る君褪せ、夏はたけなわ
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かっこいい短歌うたも詠みたい気もするがUtakataくれば今のままでも…
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雷鳴 刹那のワイパー潜り抜け 目が合い落ちる 雨粒ふたつ
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片目だけでずっと眺めた幸せが硝子越しのbirthday 笑って
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こう生きると足早に誓った朝の道 もう緑たちは帰ってしまった
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誰も見てない丁寧を集めたい 愛しい生活者の息づかい
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スケジュール 立てるはいいが 現実が 追いついてこず 今日も残業
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冷凍炒飯の封に少しばかり丁寧にハサミを入れる 誰も見ていない
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気合い入れ デスクに向かう よしやるぞ! …… 何したいのかもう忘れちゃった…
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寂しさがそこにあるだけ太陽と星と月とがあるに等しく
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奥様はきっと微笑み聴かれてた 愛する家族の素敵な歌を /羊の皮を被った山羊さまへ
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死ぬときに墓前に添える形見として薬指に言葉だけの指輪
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