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アーティストが画廊の玄関を閉めてる おしゃれなコートの裾、挟んでるよー
4
身の程を知ったあの日に裏向けたきみの写真が色褪せている
5
光あれ 光とは例えば初めて効いた薬の名前だったり
5
オリキャラに愛を込めた名前を付ける 変なもの背負わせてごめんな
5
眠たいを更新してシャットダウン ああ不具合でずっと巡って
3
じめじめを「不快」って呼んできたけれど 新しい名前 つけてあげたい
4
未生ゆえこの郷愁の襞を問うただ雲上の楽園静か/2024年夏 岩手旅行
4
冷房が寒くて人肌恋しくて 君に会いに行…止めよ。暑いわ。
4
別れたの?身に覚えない私だけ騙され続け裏切られたの
4
自らの言葉を大事にせぬものが平然として生きるおかしさ
4
濡れ様に止まない雨の云々を家の中から笑い言う人
4
よき声に裏を感じて止まなくて悪意の声こそピュアに感じる
4
休むこと許されてないこの世には死に去りてなお利用されゆく
5
苦しみの「もういいかい」に誘われて私の負けだ「うん、もういいよ」
4
暑苦しい人かき分けて隙間から 屋台の光と祭囃子よ
8
海原は空を
羨
(
うらや
)
み映すとふ 船旅したや 青一色の
22
カーテンを
開
(
あ
)
けずスマホの天気見て「雨なんだね」と寝転び笑う
12
恋をしてどうにかなった。ひとことに囚われはずむ愚かなポンプ
4
受診後の 食堂で食む 月見うどん 決まった味を 今年も啜れた
18
悪魔にも鬼にもなれる暫くは引き攣る笑顔我慢出来ずに
4
嫌いなのあなたの顔もその声も優しいだけが取り柄なのにね
4
血管を辿っていったあみだくじの先でぼくをどうか見つけて
7
スランプか?語れるほどの腕はなく 言葉
溢
(
あふ
)
れぬ
時間
(
とき
)
が過ぎてく
14
仕事部屋帰りはまだかと時計見て チャイムの音待つ在宅ワーク
7
そよ風がごろ寝の身体撫でていくこのまま明日へ行けたら至福
17
堪
(
こら
)
え
居
(
お
)
り悲愴と
刃
(
やいば
)
滲ませて一人で祭り見に行く少女
9
「テグスみたい」指に巻きし若白髪笑う友の隈の青さよ
9
夏帰省母の待つ家近づきて
凌霄花
(
ノウゼンカズラ
)
笑いて咲きぬ
17
力士らを怪我から守る方策は 土俵の丈を低くせよと妻
6
ひぐらしのシャワー降りぬる鬱蒼は三半規管をかき乱しゆく
10
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