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帰国費用の支援準備をウクライナから三次へと避難の人に
3
水着は仕事着だとしゃきっとスイミング先生若く86歳
5
原爆時刻指したあの日の腕時計落札なんて今も悲しい
3
「俺らには漁師しかねえから」の声風評被害それでも海ヘ
4
十六度の春が来てのち氷点下二十度超えの真冬日続く
10
冷凍の在庫置き場を出た先の春工場の月はまだそこ
9
覆水は盆に返らず封入をしてから気づく元号違い
8
大正六年の 木型でこさえし雛菓子を
(
おこしもの
)
亡父母に供えし雛より先に
13
巡礼の旅へこっそりじじとばば あと追う孫の泣き声を背に
18
福竜丸の悲劇「私を最後に」と原水爆で亡くなる前に
4
入館者最多原爆資料館たぶんサミット追い風だった
3
むきだしのたましいさらしいきているきみのすがたをみるのがつらい
6
遠くまで 行くなと言われ こぢんまり せめて余生は 好きに生きたい
9
夜、画面 薄々気づいていたけれど あまりに冷やこい、生きてないのね
3
不完全 表現された行間に 実体のない存在になりたい
3
「死にたい」を「サンドイッチを食べたい」と言い換える午後コンビニの前
6
淋しさの人混みにいて振り返る横断歩道のラインも見えず
12
屋根の上僕に続いて手を取って、高いところに登ったあの子
2
書かなきゃと兎角迫るは悪友の実は優しいインクの悪魔
4
ニュース告ぐ、今日が世界の終わる日と あいも変わらずならない通知
3
畜生め何がサラダの記念日だ、生鮮売り場で悪態溢す
5
あの夜の月をおもひて煙草のむ煙とべとべ君の街まで
8
ひとづてに聞いた悪口が勝手にポッケに溜まり埃に変わる
2
凪の中、音の届かぬ冬空を邪魔せぬように吐いたため息
7
擦り傷を眺めて思うあの頃は、こんなことでも泣いたりしたな
6
僕は馬鹿阿呆間抜けのクソ人間惰性で生きるダサい生き方
2
鯖よりも早足に行く流行に、乗り遅れては腐肉啄む
2
助からぬものと知っても力込め頭に巻いた黒トリアージ
1
寒すぎる 耐えられませんこんなのは 実家がハワイにあることにしたい
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生きること恥ずかしいこと歌を詠む死ねないだけの僕はただいる
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