振り返る思い出も無く生きてきて コロッケだけが昔懐かし
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春日傘日差しがより良くなる間 私が先駆け母が後ろから
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居残って 琵琶に励むギターの練習 その理由よし君の姿を残業する 見ていたいから君を見るため
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希望とか夢とかちゃんとありますし  抱いて叶えて行って帰って
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私という何かしらがある幻想を維持するために昼飯を食う
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くるしいって かたることばは べんりだね ぼくのこころを ひとことでいう
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あなたさえ頷けばいい数多ある罪のすべてを負いたい身体
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君のに映るそいつは永遠に優しいだけの恋人のまま
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降る桜見上げて想う君のこと遠い都会で恋を知る人
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桜にも気づかないほど 顔を上げて歩くということも忘れて
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布団から顔だけ出して窓を見る まどろみの中、ふと浮かぶ顔
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ふきのとう無邪気な顔で我に問う「なになしとげたのこのいちねんで」
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隣り町の東山田の 「六天の魔王寺」のお寺様の苗木に お茶をそそえぎる
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防錆の鏡の前で顔洗い一日あっという間に終わる
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かなしみとうれひのちがひ説く君のうつむきがちの白き横顔
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水枕ゴムの匂いを嗅ぎながら  氷が溶ける音を聞いてる
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日溜りに隠るあの日の僕が言う「愛など知らぬ」など偉そうに
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しかしその血を数分間止めたなら復元不可能になるデータだ
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このお酒飲み口スッキリいい気分アルコール分沈んでるけど
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あの門の 少女に伝えてくださいな 「あれを受け取ってはいけない」 と
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あの人を遠い存在にするために Bluetoothのキーボード買う
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人生を切り拓け、とは言うけれど 切られたほうは超痛いのでは?
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まろやかでとろけるような美味しさで牛乳プリンがプリンプリン
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一角ひとかどの大人になれぬ小市民せめて自身わたしの権威になるさ
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平静を装う君に詮索はよそう 代わりにご飯大盛り粧う
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ヤロー共 矛盾とデートのお時間だ 死んでも生きろ アウフヘーベン
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爪先が冷えていくのと君は言う 街には春の日が届かない
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白き蝶とびかふゆふべ摘みゆかむ金のりんごと銀のりんごと
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お気に入りの アクセが割れて 半田付け ふっふっふ 直っちゃったヨ
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西の空に 沈んでいった 月の船 眠れぬ僕を 明日は誘って
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