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愛してるという名前のfantasy ふきだしの枠線をなぞった
4
夜に落つ影は昔の母に似て あの頃から下ばかり見ていた
10
柔らかいトイレットペーパーの夢を見て ああ夢なんだと思うだけの日々
5
病的な白い月光照らされて芝に転がり夜露に濡れる
7
無意識に打ち込む七文字君の名を 夢見るくらい許して欲しい
5
初夏だ 今日もあなたの真似をする 「抹茶ラテのアイス、氷すくなめで。」
9
ガラス戸の夏の光が肌に染むフローリングに虹が映りぬ
20
深夜
2
時 誰かの言葉に救われる
(
インターネット
)
広すぎる海でたゆたう私
9
あなたしかいないと言ってよ水仙を摘む優しさで見つめあったり
13
もういいよ もういいかい、を 繰り返し 捕まえるから 逃げずにいてね
7
「忘れない」と言ったらそれはどこまでも弱さを消した約束だから
6
虹・星の方へはついぞ行けなかった君の額に杖先が触れる
4
痛み止めを買いに行ってその足で深夜の海に辿り着きたい
7
この歳で本音は細身美辞麗句 厚塗りメイクは上手くなり
8
昔話をしてほしい?いいでしょう。 『わたしが死んだ夜のことです。
6
手抜きでも「美味しい」と言ってくれる
夫
(
ひと
)
それで上がらぬ私の腕が
16
「警告」の大きシールの不燃ごみ基準変わりてあゝややこしや
24
もう薄きあたらしい毛をまとうきみ どうか健やかで 健やかであれ
7
夕暮れを
見送
(
おく
)
る
欅
(
けやき
)
の
懐
(
ふところ
)
で 月さやけしと
磯鵯
(
ひよどり
)
の鳴く
27
歩行者
(
ほこうしゃ
)
の
信号
(
しんごう
)
待ちで スマホ見る
小学生
(
しょうがくせい
)
も
忙
(
いそが
)
しそうだ
8
暑さから 落胆にしくず おおやけに 別れを告げた 春の声
3
いつの日か走馬灯を見るときは この三日間を上映してね
7
赤いバラ ソファに座り涙して 私はおととい プロポーズを受けた
8
真夜中に ペダル踏まずの リズム音
2
風鈴は 暑さに負けず 音は鳴りつつ
2
なぜだろう 太陽のように心は輝らない
2
正反対 君の心を問うまでは
3
大樹の気 轟く生命 晴明社 厨二心の 星の御朱印
8
いつだって 今が初恋 しかたない ほんとはこれで 五回目だけど
6
こっぴどく 振ってくれないと、 わたしほら 馬鹿だからさ 諦められない
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