日曜日週の疲れに襲われる りょうの部屋にてしばしの休息
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ときおりの南部風鈴やわらかきほんのつかのま暑さを忘る
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暗闇に浮かぶノーマットの光寝てる間の命の駆け引き
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公文しょくばにて「明日から熱海!」「沖縄に行くよ!」報告す子の可愛さよ
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大江戸番頭展、現金掛値無、大元勘定、大福帳、御金蔵番、御用留、金穀出納書、江戸時代の専門用語ばかりで感動❣️母さん
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僕が寝て君が寝れない世の中で理不尽を知り道理を知った
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ピカチュウにふざけて付けた「フミンチュウ」が本気で寝たいと僕に縋る
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ポケモンと寝たい僕を止めるのは起動すらもさせない睡魔
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どこまでも続く気がした夏の日の 汽車は遠くの惑星へ行く
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流れ落ち 胸にとぐろ 雷雨の音 不穏なままに 空見上げひとり
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まるい茶器 模してたはずのティーバッグ いつしか普通の持ち手に エコか
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ふくふくと ねこのお腹が上下する なんと平和な寝姿だろうか
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うまいんだ他人ひとのつくったごはんがようめえめえよ友に感謝を
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帰り道 行列出来てるラーメン店 素通り 家でそうめん茹でる
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友人が 髭脱毛を 始めたと かかる費用は 洗濯機一台分
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ジョージアの 若き女医は ウクライナ 志願兵へと 命捧げる
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平城と平安結ぶ 山城の国 人気ひとけ無き古寺 心安らぎ
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竹林抜け 坂を登りて 岩船寺がんせんじ 梔子クチナシ香る 三重の塔
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布ぞうり作ってみよう不足なる材料買いに行けば倒れ、、、る。
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泥だらけ サッカー少年たち乗せて 走った道を 今日は二人で
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ひかえ目な音と言われるヌーボーのプラフルートも音は出るもの
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薄めるも混ぜるも知らぬ子らが見ていたクレヨンの空と太陽
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変わらない君が隣で笑うから 夢と知りせば覚めざらましを
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半島の 原爆投下の 寸前か 老兵消えゆく 戦場かな
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猛暑の日 頭が重く 横になる 妻飲み過ぎと 我詰るのみ
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僕だけが三十回目の夏にいて制服のままの君を想う
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ねこを読み 漫画を撫でて? 嗚呼、逆か とにかく夜まで ゆっくりするのだ
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連日の炎天下、ボラ🐟が、川面にゆらゆらと、こちらも涼しさもらい、ありがとう❣️
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玄関をひとつ開けばお湯の中素潜りしては水面みなもを探す
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山を駆け いいとこ見つけ 息荒れる もがいて登った 18%パー\斜度
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