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人生は火花のように短くも美しく咲け今を生きよと
12
君の
短歌
(
うた
)
の
囀
(
さえず
)
るがごとやさしければ春ほころびて
鵯
(
ひよどり
)
の舞う
15
蜜入りのりんごはシーズンラストかな 味わひて食む 4分の1ずつ
14
なぜ ねこが おかおあらうと あめふるか おひげが
しっけ
(
湿気
)
て ねんいり・おていれ(にゃのよ)
13
あれこれが 駄目だ駄目だ と言うものの 丘で吠えては 霧が晴れない
4
飲みきれぬ水割り
妻
(
きみ
)
が手伝って もうほろ酔いの、まだ七時半
11
「生きてまた会いましょう」とひと月の約束投げて「ひきこもりラジオ」/放送日の朝に
11
テレビない 娯楽といえば 映画だった 三本立てを見て 一日過ごした
6
ライバルと 火花散らして 対決を 側にいる人 火傷する勢い
4
25歳 4万円で 起業した 年商30億円に 熱い火花の連続だった
4
友情に 春の嵐は やってきて 風が去る時 人は流れた
5
老人が やたらと増えて のさばれば 老害のため 次世代萎える
5
見える世界 輪郭ゆるく ぼやけるも あえて凝らさず それも一興
14
片想いなのに 思い出す度 胸熱くなる それだけで幸せ
16
優雅なる馬車に引かれて春は来る轍にとりどり花々咲かせ
34
やはらかに地をなめながら飛翔するここちもうはの空にメロディ
5
春よこい 変わってくれるな 赤信号 冷たい中に 新たな季節
6
おじさんの心と視線が釘付けの 春先取りやミニスカなま足
10
降水帯 今こそ出番だ現れよ 得意の放水大船渡へと
14
友よりの別れを惜しむ紫のうつむく花はクリスマスローズ
18
紅色の苺洗いて香りたちひとつ頬張る台所の春
22
歳重ね 日に日に似てくる亡き父に 妻の指摘に意固地になりて
18
幸せは案外そこに落ちていて踏んだ痛みで気づいたりする
24
協調性あるふりしてもふりだからストレスたまる ワンオペ楽シ
14
ワンオペが実は好きなの気兼ねなく自分采配 ガンガン
働く
(
いく
)
わ
9
大半の時間を掛けてあけるのさ幸せの意味ピクルスのふた
7
誰にでも上位互換はいるけれど人の形をしたゴミもいる
3
言葉からこぼれるものを掬うのは言葉でないと知ってしまった
6
胸の奥 ぽつぽつ増える好きたちがあふれて
歪
(
ひず
)
みずきずき痛む
7
桃色に染まった夕日 今日はまだギリギリセーフ 青くないから
3
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