Utakata
登録
Login
皓
フォロー
3
フォロワー
5
投稿数
7
皓です。あきらと読むことにしています。ちょっとした慰めを書きます。
失われつつあるものをそのままに悲しみだけを守ろうとする
11
終電の各駅停車ドア
開
(
あ
)
きて世界が音をなくせし
夜半
(
やはん
)
13
太陽に追い越されゆく静けさとふたりきりなる微熱の夕べ
12
包みゆく雨の匂いよ我が恋の
熱
(
ほて
)
りも逃がすまいと夕立
12
恋というにはおぼろげで左手に「好き」を掴んでひとりで帰る
7
題名も知らぬあなたの鼻歌を忘れてしまわぬ様に埋めたい
6
たった今息絶えし子猫のうえを雲はゆうゆうとおよいでいたり
8