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胸に乗せたスマホ規則正しく揺れるそうだ私は生きているんだ
17
雀
(
すずめ
)
来て 食べ頃だよと 教えける ブルーベリーの 熟す
文月
(
ふみづき
)
26
自死をした母の居た部屋辛くって 開いた扉静かに閉めた
17
新幹線往復2万は大きいが 親孝行して
元
(
もと
)
は取れてる
13
予期不安持ってる我が身辛いけど なんとかなるさ思い生きてく
16
明日退院(予定)メインイベントは今日の検査 明日は大雨でありませんよう
11
面会に行ってひさびさ 旧姓で 看護師さんに呼ばれて嬉し(旧姓わりと好きさ)
15
月1で顔見せるだけ親孝行? 母の分まで父にと思ふ
14
この先の不安をポツリと語る父 即答できず胸が苦しい
15
忘らりょか今月今夜十五夜の月も泣いてる熱海海岸
8
実家
発
(
た
)
つ朝に必ず思う事 父の健康我が家の
温
(
ぬく
)
もり
12
いちじくはあめあめぼうずや慈雨の降る青い葉の陰ひょっこり顔出す
11
それらしく止まない雨の無いことを言って流されゆく虫を見ず
4
梅雨に降る雨が冷たい雨ならばきっと梅雨でも悪くなかった
2
練り歩くあらゆるすべて煮て混ぜて結局最後すくう上澄み
3
輪郭をはっきりさせる光線は強さにすべて溶かし飲み込む
2
豆カレー選んで思うそういえば見たことのない豆食べる鳩
2
都議補選あなたはなぜに自民党選んで立つの何がしたいの
3
勇気出し一人カラオケ行った友 小さな一歩に拍手送るよ
25
ばたばたと激しく叩く雨あれば ひとり静かにやり過ごす朝
9
ピザソース代わりに使うケチャップの母が作りしチーズトースト
6
紫陽花はあの日たしかに咲いていた
親友
(
とも
)
よ貴女は高一のまま
12
コーヒーの焙煎の香に惑ひしが買ふ豆は常にスペシャルブレンド
4
汗ばんだ首筋拭いて深呼吸 青の紫陽花我と目が合う
10
着替えしてやること次々浮かびおり それでも私はまず歌を詠む
8
暗闇の向こうで何が起きてるか 見えない恐怖目をこらしても
4
がらがらと山は崩れを止めぬなり 何もできずにただ音を聴く (川向こうの山)
3
山崩る音で目覚める午前四時 枕元置く母と吾の靴
11
国道と山の崩れしあの朝と 同じ時間に雨見に外へ
3
避けられぬものであるなら死の日まで 生きて生きてく自分らしさで
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