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東京の『東京』ばかりやおら詠む田舎者づら歌面が映す
2
不安とは戦わなくていいらしい
敵
(
てき
)
ではないから上手く付き合う
14
やってきた不安の嵐キツイけど 季節の変わりめ思って乗り切る
9
夜もすがら裾野に鳴きし
小牡鹿
(
さをしか
)
の山に分け入る暁の声
6
「こちら側のどちらからでも切れません」経歴詐称にハサミを入れる
5
秋とだに分かぬ
常磐
(
ときは
)
の山人もながめわぶらむ夕暮れの空
3
柿の木は実もふくらんで重力に耐えかね垂れる緑濃い枝
11
ナス煮込み おいものスコーン検索し クックパッドで秋を満喫
10
秋の田の稲刈終えてひこばえの箕着る群か稲杭の立つ
11
熊と蜂看板減って散歩道倒木注意落石注意
10
鷺低くトンボ眼の前バッタ跳び蛙ざわつく秋の野を行く
11
足早に過ぎ行く秋に追いついて「郷土の森」は曼珠沙華まつり
11
秋だなって 感じる音色 隠れてて いざ見つけると 台無しだから
4
あつくなり ねこはみずから避難して 涼しい床でしばし冷やされ
6
あのひとはなんだかちょっと稲科的ふいに思いつ草の実を噛む
5
一試合終えて心身疲弊せり 吾はテレビ前微動だにせずも
6
ママ治療中 三歳男児を抱っこして しょくぱんまんのことなど語らう
13
出勤の朝 小学校にバス二台 子らのワクワク乗せるを待ち居り
9
空の半分は青で また半分は雲 まるで砂浜のようだ
11
ゴミ出しは 君が担当 機能せず アップデートし 改善してね
5
二人して 十勝岳ゆく 登山道 記念の写真 のみ撮り 下山
16
水涸れの 草の川原に 降りていく 陽炎の道の下 ふと消えゆく人
4
あきよかぜ きのうふかれた このみゆえ ひるのあつさも だれかの執着
13
ねこたちの日向ぼっこの陽射し加減 おひるをすこし早めにする日
7
初物の種無し柿を買いました 皮をむくのが面倒であります
6
変わり目のつらい体でゆく我を「お先に」と追い越す赤とんぼ
16
上辺だけ 取り繕っても スカスカの くるみのように 意味なんかない
3
燃ゆる日を囁くように夏草が
小径
(
こみち
)
を覆う川原の夕暮れ
14
長袖にまた袖とおす秋の日につぎの季節のたのしみさがす
18
傷つけぬように慎重に堀進む化石発掘の如き芋掘り
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