Utakata
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バズってる風景写真が美しい 加工を疑う僕が寂しい
8
独りでは生きにくくなる世の中で 流水麺は二人分入り
8
古の歌人の反故紙覗きたし 没歌ならむ呻吟のあと
12
付き合ってほしいと言われ 舞い上がり やめておきなと言う友達たち
7
桃色の かさぶたとれて 胸痛む あなたを忘れることできない
6
どうですか 良いとこでしょう? この街で、あなたと共に暮らしたかった
9
いまここで降りたら二度と帰れない各駅停車闇に停車し
6
拙くも
短歌
(
うた
)
詠み季節ひと巡り ここから先もぼちぼちゆるゆる /
Utakata
(
みなさま
)
に感謝
19
シンクロ寝 ねこたちとても なかよしね シッポの角度が唯一惜しい(笑)
11
エアマックスに慣れた俺の両足が「革靴は嫌だ」と主張する朝
8
鬢
(
びん
)
掻けば生の証左が舞い落つる床にて
処方箋
(
くすり
)
のききめを祈り
10
常夏の国から君のラブレター 海の写真で十分わかる
6
何本の映画を観れるかで測る 帰宅してから寝るまでの時間
4
亡き友のFacebookに残ってる削除できない友達申請
6
睡眠時無呼吸症候群のこと見つけてくれた呼吸器内科
5
西向きの自室に朝は訪れず 昨日と今日が曖昧になる
7
見えざる手に引かれた線をなぞるように 俯き歩く会社への途
4
あまりにもいいデザインで何もない日だけど着けたどうこのマスク
4
来週末 映画の約束 してるから しばらくさよなら ラーメン二郎
11
友達といたら笑える ずっと遠くのほしはこわれる
5
夢の中にいる女はみんな好みで、みんな恋して、名前だけ知らない
6
この期に及んでどれだけ端に立てるかやっている 2秒後
5
神様も大きな仕事が好きだからひとまず僕の祈りは無視する
7
恋の和歌 朗読する君を見つめた 高校三年 四限の古典
10
沈黙の 自習室を出て 息を吸う スーパーさえも 祭のにぎわい
13
ツッコミの なんでやねんは こっちでは 軽い気持ちで 言えない言葉
4
細雨
(
ささめ
)
の
音
(
と
)
吾
(
あ
)
の心得ぬ
旋律
(
ことば
)
にて
獨
(
ひと
)
りごちたり心ゆかしき
5
できたてのビールはうまい ホントかな アサヒ工場は何度か行った
5
ことさらに隣の芝生あおく見え 梅雨の晴れ間の日差し憎らし
11
健康のためなら死ねると言うけれど 洒落にならない紅麹かな
6
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