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ひるやすみ 昼の広場はサーカスの ピアニカの青年は無口に
6
目薬をゴクリゴクリと飲み干す目「まだ足りないよもっとちょうだい」/ドライアイ
22
寒すぎて 生姜くず湯をお代わりだ 最低気温の5℃から上がらぬ
15
戸の外に飾らぬお宅増えておりたまに見かける紙の門松
22
さすがには車自転車お飾りは今なお玄関お勝手トイレ
18
君が撮る一億画素の僕が解く、ははあ道理で眩しいわけだ
7
光線にきみのまつ毛がまたたいて世界を駆ける虹色の風
4
人の機微のみならず時事、ことば、季節、行事もここで学ぶ毎日
19
「ねぇ眼鏡見かけんかった?」と唱えればシーツの皺より生まれ出で
10
小寒の鈍色の空
競
(
せ
)
るように
纏
(
まとい
)
は揺れる 御影の鳥居
13
暖をとる古き書物を火にくべて煙ときゆるはありしよの夢
6
ねこベッド ちいさいあたまが ふたつならび かたてでまとめて ナデナデできる
14
楽に行こう 肩の力は抜いていこ 抜くに抜けないときもあるから
23
歩き出すために覚悟が要ることを改めて知るはじめの一歩
15
しゃがみこみバス待つ女の冬の宵 転がるCoachと初ゲロの海
5
ああ今日もどいつもこいつも馬鹿ばかり 鏡の中で微笑むわたし
5
人間は 無為にはおれぬ 意思があり 英知がありて 苦悩するもの
3
持ち帰るたった一つの収穫のキャベツ高値に夫ほくそ笑む
20
この休み何をしてたか曖昧で気付けば今日は仕事始め
15
街濡らす 仕事初めは 雨予報 乾きし日々も 和らぐと見て
15
やれ満員 仕事始めの朝車両 ほとんどの人目をつぶって
20
人生に 意味を求めて 生きるなら 答えを見つけ 宝となれり
4
裸木の 何も纏わぬ 潔さ 何も持たない 確かな強さ
11
ぼこぼこと 生まれ出でたる 人間は バタバタ倒れ 土くれとなる
5
いつまでも 今が変わらず 続かない 冬は終わりて 春が来るから
3
他人と触れ 他人と出会って 人生は 思わぬ方に 進み始める
3
仕事とは 役を演じて 金貰う ちょっと不思議な ディズニーみたい
3
風邪引きも動き出したる月曜日のど潤せと寒の雨降る
38
ぬいぐるみUFOキャッチャー前にして取れぬと泣く子のために散財
16
厳寒の 寒さに耐え抜く絹さやの 青き若芽は 頼もしきかな
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