梅雨明けは 近し海の日 街見れば 薄着の少女 活きよく歩き
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世界の良いところ、自分の良いところ、全部を君に教わったところ
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近所のスーパーが閉店するらしい なんでだよ 俺の気も知らないで
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人生も シールつき絵本みたいにさ 貼って剥がして 楽しめるかな
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空中に絵を描けるペン、マジである!絵空事って、未来の話。
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過ぎ去った時間は私に食べられて夢の世界の太陽となる
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つぎつぎに逃した花火が重なって ついぞ見せない浴衣姿よ
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いつか染み込んだあなたの名前だけ消せなくてみみず腫れになった
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ヨドバシに 買われし西武 本店は フロア建て替え 面影消ゆ夏
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後輩の 降りる駅にて 我見るも 制服変わりて 面影は薄し
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初七日の経読む声の凛として白紫の花の海逝く
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鰹節踊っていると君笑う たこ焼き焼いてみただけの日曜
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なんとなく元気が醸し出されなく季節早足駆け抜けて夏
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朝食を作る気配で目が覚める 君は俺より早く起きない
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里山の麓の藪をジグザグに雑木林ぞうきに消えた猪の尻
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久々に歩いてみれば雑草が棲み分けている 耕作放棄地
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来年のツツジを咲かす養分となりうずもれる放置自転車
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知っているだから中身は見たくない玉手箱より怖い引き出し
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片付けを始めるための儀式あり先ず中の物全て出しませ
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片付けは方を付けるが語源らしい。指先よりも手を動かせな
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数独を実家のリビング寝ころんで解く休日もそろそろ終わりで
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旅程表あっという間に消化してあとから旅情が追いついてくる
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諍いの朝の無言の送り出し「おかえり」までの時間が長い
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オルガンが色づく埃音はなく匂いの山で世界を奏でる
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コンビニに並んだ余命数刻の業を背負った人々の影
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梅雨空にすべきことなしペンを持ち無料タダの楽しみ歌を詠むかな
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エリザベスカラーの貫禄老い猫よ齢は優に十五越えて
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幼き日海の日山の日まだなくて 今は三百六十五連休/今年は三百六十六
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盆踊り・屋台も海も みんな好き けど泳ぎにはもう行かぬかも>海の日
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湯水よりたくさん欲しい限りなくあなたの愛を永遠にして
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