始発はいつものにぎわい🈵で、ゴウゴウ都心へばく進中
8
短歌詠み リズム分からず 詠み直し 玄人の歌 眺めて感銘
11
雨上がりそっと傘閉じ見上げれば路肩を埋める紫陽花の群れ
12
朝方の南の空に茜雲朱色に染まり秋はもうすぐ
13
歳重ね血管浮き立つ腕を見て“ありがとう”って一人呟く
16
帰り着く家の明かりがほのぼのと今日の終りのうれしい時間
19
大きくて華やかな花 小さくて目立たない花 みな自分なりに
14
人間を支えるなんて片手間じゃできないなって素人介護
22
種籾の生む無尽数むじんずの米粒が日本人の主食となりき
8
見てますか夜空にレアな天体ショー満月土星光るランデブー
14
さざ波のとおく向こうの水平のかすみの淵にあなたがれる
9
目くじらもふっと緩んで眠くなるくらいほどよい秋の風だよ
10
を見れば 有明の月 照らすのは 君との悲恋 眠れない夜
10
死んだあと俺の日記が『かわいそうな ひと』って名前で本屋に出てた
15
飛び地にて一人果てゆく蟋蟀こおろぎが羨ましいよ しがらみの秋
6
イヤホンを付けて音量上げる度、世界も遠くなっていく気が
10
おはようと 響く空の間 淋しいと 感じた僕は テレビをつける
9
分かってる 慎ましくない その言葉 続く言葉が 行き場を失くす 
9
Amazonの段ボール箱溜まりゆく僕の物欲ごと潰したれ
21
八月は透明な青と口にする花と木くぐる風に吹かれて
16
八月は虫の音色がかわりだす幾万年の星の夜の下
18
イヤホンは寝歌ねうた聞かせる人の無い私の側でずっとやさしい
20
揺すっても声をかけても応じない娘は「花火」で応答がきた
17
見る人に考えさせる詩なんて時代遅れで優しくないよ
5
夢の中でしか会えない君の眩しさったらありゃしないね
4
「独りでも活躍できる」見栄ばかり張るから独活の大木となる
5
来世はもっと上手くやりたいが 今世が来世の場合、積む
4
「頑張った」「まだ頑張れる」「もういいや」どれも正しくどれも間違い
6
あれ以来 「僕は見たんだ完全な虹を」と思い続けています
8
この場所にこのブランコをこう立てた職人さんへ 絶景ですね
9