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あごだしと味噌で娘がお雑煮を そういや母も
同
(
おんな
)
じレシピ
13
年明けに和幸ヒレカツご飯食べ 胃が贅沢を覚えてしまった
19
死病、飢饉、恐慌、戰争 ひとすゑずゑの世もゆめなるへ 史は
17
ころされたいのちをかへせいまのいまもころされてゆくいのちをかへせ
37
| 、
7
ルビの雪 、が 降ります、と、雨、に潰ゆ、 る、 いのち が、ほら 、ほら、と 、
18
たれが歴史をくりかへすのか その文書の一ページ目は からはじまつてゐる 、
10
無理せぬよう施設の人が言うけれどやんなくちゃなこといっぱいあるしな
22
年初め爆竹じゃないミサイルだ 元日はずす粋なジョウン
5
Auschwitzの門, Gazaの門 は黑白な すふかき雪 に鎖さ れて 、
11
年初め空なる言葉上司より 解放されし今のしあわせ
5
今どきの看護師たちは皆オシャレおまけに顔面偏差値高い
19
耳鳴りが ひどくなるほど 静寂を 忘れてしまう 病院行こか
3
借りの世の 人の姿に 惑わされ 魂の価値 忘れるなかれ
4
年末よりこらえた痛みめでたくもぐらつく犬歯吾より先逝く
19
うららかな初春の
短歌
(
うた
)
届きたり 雪の重さのわれ知らぬだに
19
行列に並びて願う合格祈願会うこともなきカレの息子へ
7
午後からは雨と予報が出てたから午前の散歩雨に降られる
13
くらやみにきみが残したひかりの尾わたしをみちびくかすかな背中
7
ひるやすみ 昼の広場はサーカスの ピアニカの青年は無口に
6
目薬をゴクリゴクリと飲み干す目「まだ足りないよもっとちょうだい」/ドライアイ
22
寒すぎて 生姜くず湯をお代わりだ 最低気温の5℃から上がらぬ
15
戸の外に飾らぬお宅増えておりたまに見かける紙の門松
22
さすがには車自転車お飾りは今なお玄関お勝手トイレ
18
君が撮る一億画素の僕が解く、ははあ道理で眩しいわけだ
7
光線にきみのまつ毛がまたたいて世界を駆ける虹色の風
4
人の機微のみならず時事、ことば、季節、行事もここで学ぶ毎日
19
「ねぇ眼鏡見かけんかった?」と唱えればシーツの皺より生まれ出で
10
小寒の鈍色の空
競
(
せ
)
るように
纏
(
まとい
)
は揺れる 御影の鳥居
13
暖をとる古き書物を火にくべて煙ときゆるはありしよの夢
6
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