Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
2156
2157
2158
2159
2160
2161
2162
2163
2164
…
次 ›
最後 »
生
(
なま
)
で聴くバイオリンの
音
(
ね
)
初めてで 「綺麗!」の声が音符になってく
9
人混みでなかなか息子に追いつけず
息子
(
キミ
)
は後ろを振り向き、振り向き
9
年末の ジャンボな夢の 使い道 考えてたら つい買い忘れ
7
フロアへと充填される
稠密
(
ちゅうみつ
)
なスネアはすでに
補陀落渡海
(
ふだらくとかい
)
7
コーパスを気圧す筆致に耐えかねて拡充される短歌空間
6
確率をずらす量子とわたくしの六方最密充填の恋
4
収穫をされずに枯れる
葱坊主
(
ねぎぼうず
)
乾いた土に汚れて眠る
14
亡き友の 声も笑顔も 覚えてる 亡くしたわが子 どんな顔、声? ごめんね。
9
14年たってた何が?暖房を使わずテレビも見ない暮らしが
3
君の闘いをぼくだけは知ってるよ何とか遠い未来に繋げる
4
ただ負けるにしても力は尽くせよなコンティニュー後の残機が増える
3
日常に流される日常にいて片道切符をなかなか買えない
2
白雪の下で君の手 我が頬をむぎゅと包んで「幸せな顔」
5
ぼくは君とラーメン食べに行きたいよ今すぐ叶えられる夢だな
3
月の側に小さい星が光ってた ただそれだけで特に意味はない
2
透明な壁が突然目の前に来る日まで血眼で見る景色
1
マニュアルとオートマの違いみたいだね僕の免許はマニュアルだけど
1
他の誰かに反応して生きる人ただ反応だけして生きる人
1
自我がない人間が巷に溢れトノサマバッタの飛翔が浮かぶ
1
柚子の香に清められたる吾の身体 手はよく流す ねこのためにぞ>柑橘アウト
6
黄昏のエヴァンジェリーンに口づけを憂鬱のとろける夜が来る
10
浴槽に柚子がふたつ浮き揺れて今年の残り香嗅いでみている
14
閃いてすぐメモせねば捨てられる歌を忘れたカナリヤになる
16
訃報聞き元学長との想ひ出が三十年余を飛びて蘇る
3
顔と顔 くっつけ眠るねこたちの ふたつのあたま 両手でなでる
18
いつの日かたんぽぽとして咲く日までわた毛の行方見守り続ける
13
君の乗る鳥をデッキで見送った 風が無くなるまで手を振った
13
船ひとつ マリナ・デル・レイ 潮風がそろそろ君をさらいに来る頃
12
飛べもせず屋根から風を見るだけのもう動けない錆びたニワトリ
16
高くから僕を見下ろす凧は云う向かいの風で揚がってこいと
15
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
2156
2157
2158
2159
2160
2161
2162
2163
2164
…
次 ›
最後 »