遠くなり もちつくおとのあちこちに こどもこおどり正月へ跳ぶ
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明白なスピード違反 言い訳の言葉選びは安全運転  
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「ポーラーロウ」なんとも可愛い名前もち大雪もたらす低気圧とう
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アンテナを定位置として立つカラス風見鶏にはなれずに今日も
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過ぎし日の ブーベの恋人よ 昭和のまま 死んでしまいたい そんな日もある
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そそくさと頭ん中で組み立てるエプロン着けつつお米研ぎつつ
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「昨日より 今日が良いね」は 若い頃 【今日が最高!!】 老いて身に
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おひさまがなかなかでない、と ちま猫は 知らせていたのかもしれぬ冬至
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サンタさん忙しいのはわかるけどパパに配達頼まないでね
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染みついた 行儀の悪さは 如何せん 洗練された 練絹のよに/ 冬至の朝 神様へ
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人は来て 人は去りゆく 現実に 恐れるなかれ 愛は留まる
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優しくて 朗らかにして 温かく 愛すればこそ 幸福と呼ぶ
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いつからか「恋人繋ぎ」名付けられほどけぬように結び目かたく
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隣人を 愛するならば 幸があり 優しくなれる 春のうららに
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行く手には 大海があり 未来には 栄光が待つ 勇者の気持ち
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一人ずつ 人生があり 一人ずつ 経験をして 己を磨く
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若き人 励ます以外 出来ぬ事 己が人生 真似せぬように
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願いごと一つだけなんて神さまの無限の力侮ってたわ
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死を恐れ 別れに嘆く この世では 愛の行方は 定まらぬ故
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冬という 季節が来たと いうけれど 結氷しない 温暖化やん
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染色体1本多く持ってきた君が手渡す優しい世界
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パソコンの 画面以外の 経験を 望んでみても 限界があり
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カレンダー 何か書き込み あるけれど 大事なことで なければいいが
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朋友ともくれたモコモコ靴下あったっけ 耳とシッポのついたあれを履こ(笑)
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さっむ!!と実家の母にラインして 今朝はベーコンエッグにしよう
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おかあちゃん起っき待ちわが猫が待ちきれず ちま猫ちゃんと夜明けを眺む
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焼き芋の温もり胸にあて僕のこころをすこし追い焚きしてる
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感情を試着するよう小説の主人公へと思いを馳せる
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代替わりしていく家電に囲まれて経年劣化する僕がいる
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朝の4時子供が起きてニコニコと、朝活してた僕苦笑い
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