右に赤、左に青をしたがえて優しく冷たい光の鏡
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むかし好きだったヒーローマスクのさ、赤をこれからつけてみていい?
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もう二度と行くこと叶わぬかの山の中腹辺りコマクサ平
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梅シロップ ソーダを作りて ひと息す 手強い夏に 負けないように
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その恋は 鎖じゃなくて風船です あなたが高く高く飛ぶための
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おちこんで がおちんこで にみえたから わたしまだまだ 生きてけるみたい。
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なにもかも周回おくれのわたしですが 野にさく花がこんなにきれいで
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人生は更新されるよ死ぬまではそのことをまだ嬉しく思う
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ひとり言つぶやきき眠る言の葉の世界に入りしわが子を撫でる /吾子二歳
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蛹から 羽ばたく夢みて もがく今 やがて孵れば 僕は蝶
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ありふれた言葉が今日はいままでと違ってひびく年をとること
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溜り席 いつも見かける おなじみさん 金持ちなんだ そして暇人?
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人見知りなんですと言う飼い主の 足元でシャイな犬がチラ見え
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飼い主の腕に抱かれて帰路につく 笑った犬の顔が好きだな
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汗かいて頭が茹だり帰宅して冷やした麦茶のがぶ飲みをする
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息苦しほどの静けき夏空にただ粛々と峰雲の湧く
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色褪せた箪笥のシールはいたずらな吾子が貼った日だからそのまま
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コンタクト落としも一つ封を切る三つ目の誰か身支度の跡
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耳そよぐ心の向くまま駆けてゆけ肺も手足も汚さぬ白浜 / 猫に手向ける
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おにぎりの海苔がパリッと鳴るくらい夏の朝には風がほしいと
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こほらせたペットボトルも汗をかくそれを結露と呼ぶ合理主義
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仕事終え 風の熱気は穏やかに 遠き雨雲の送り風か
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真夏の空はただ痛くて 青のひとかけらを手に入れられなかった
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迷界の迷子さながら茫洋といずれ旅立つ冥界の淵
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あいたい︵相対︶の 協定 うらがありそうで 沖縄密約 佐藤首相か\wiki西山事件 日本が四百万ドル肩代わりの密約
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なつばてと 動かぬ︵電子︶レンジ はやとちり 注文おわって コード触りゃうごき \ネット注文取消 ごめんねアマゾン
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震える手握ってくれた暗がりで君の心の声が聴こえる
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海を見ているのではないその先にいるかもしれない君を見ている
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交渉は温ではじまり冷で締め 残るは謎の借りばかりなり
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ふみかはし互いのたましひの欠片を抱へてけふも「わたし」を生きる
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