「人間だ飲も」と言ったのみつをさんでしょ?えっ違う?!じゃあ誰だっけ…
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お寿司とは回るものだと思ってる息子もいつか真実を知る
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寿司を食う節くれ立った指先はアクリル越しに仕事を語り
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友と呑み十五の頃を思い出す あの頃俺は必死だったわ
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いま翼とか名誉なら要らないから富をください、生き行くための
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雪とのみ見てや過ぎまし冬のうちに咲き出づる梅の香らざりせば
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これまでの自分をいくら赦しても今日の自分が罪を重ねる
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「タメ語でもいいよ」と君は言うけれど 今の敬語の距離が楽しい
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壁である僕を  ふわっと  乗り越える あなたの余香が忘れられない
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「在宅は集中できない」言い訳し それを逆手に明日も在宅
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視力には自信あるから手の届かない存在で在り続けてね
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お正月ちゃんとレポート出したけどずっと寝てるとなんか心配
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冬ごもり準備万端こたつ出し蜜柑と好きな本が数冊
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溶け切れず日影に残る雪みたく未練タラタラやばいぞわたし
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冬の部屋 フローリングの足は冷たく 思い出たまった胸はあたたかい
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あの日から変わった君の顔を見て、変わらない君を見つけてる
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勇気とは、人から灯してもらうもの。誰かに灯してあげるもの。
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莫逆ばくげきともがらら曠野に立ちて両掌を広げる泣けとごとくに
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誰が庭の雪に咲くとは知らねども春は隣と告ぐる梅ケ香
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これをだに花と見てこそ慰まめ近づく春を待つの白雪
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慣れっこになってたはずの負け試合泣いたあの日に僕は変わった
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テスト点君の出席番号と同じでやばい、だけど嬉しい
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校門で青い真冬の空の下 僕は貴方に「おはよう」と言う
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東大を受験しますと友からの賀状が届き 母の静けさ
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物憂さに愛の小唄に耳浸てて飽くまのさびしき空蝉かもよ
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ふりふりの服着せられたパグ犬をニヶ月前から見ない三叉路
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締めていたキャップ外せば「しにてぇ」と炭酸はじける甘い香りで
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「すみません 今日休みます」言わないでいいことだけが 今のいいとこ
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モノクロに雪覆う町ただ歩き 白い吐息と孤独滲んで
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安定の女子アナトーク心地よく聴かせる力熟練の技
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