ただ一つ作れる料理はカレーなり 夫の定番メニュー 母の日
28
吹き渡る涼やかな風 名残惜し 明日から続く暑さ思えば /今日22度明日28
20
牛丼を持ち帰りしてフタあけてなんだか肉が少ない気がする
5
洗い上げ皿積み上げた山の上 今日というひがパチンと消える
11
何もしなくても明日あすは来る 生活にリズムを仕込む 常備菜 死す
3
箱根路の 山のホテルに 咲く躑躅つつじ 雨をまといて 艶を深めぬ
17
いつまでも味のするガム いつまでも噛み続けられるガムなどあるか
4
年月は欠けたグラスを治癒しないセロハンで継ぐ母の手を真似て
5
一条の琉球音階そこにあり部屋の四隅は一層暗がり
5
酒のアテならば醤油もかけやうか 今夜は素材の味のまいたけ
15
からだのうえ ふみふみゴロゴロする ねこは あんしん・あんぜん・りらっくすだよ
13
早起きし早く帰ろう今日こそは 机に散らばる書類そのまま
3
這い上がれ! エナジー全開我武者羅に 翼羽ばたけアルービレックス‼️
9
緊張の伝わらぬよう 月イチの 緊褌きんこん一番 猫の爪切り
18
真似したい 不殺の誓いなまくらの刀隠さず見せるスタンス
5
デコるのが好きと笑った君がいて精神病棟そこかしこ春
14
ソラニンが流れるだけのiPhoneと2度目の冬至 君を忘れて
5
卵もね値上がりしちゃってごめんなさい八百屋の奥さん悪くないけど
37
八人の会議一つで一人日 それだけの価値ある沈黙か?
2
分き下る漫ろな水の行く道をおもんみるやは其もまた川
8
揺蕩える酔夢の中の影法師 回路の君がそっと袖振る
9
おの が心叩いてそれきり目をあけぬ友 ふしあわせゆえ
3
綺麗とか可愛いとかと関わらぬ 老婆に早く我はなりたし
6
闇の中 ここで会ったが 百年目 今積年の 恨みを晴らす
2
無気力は病なのだと言い聞かすいつか治ると信じたいこそ
9
少し鬱 かもしれんニッポンは コメのねだんの下がらぬうちは
9
この場所でこの人たちといる事が 幸せだよとパンジーは咲き
14
「ごめん忘れた」5回目では失くしてた おばあちゃんにもらったペン
2
あなたと話す夢を見て もう少し そばに行けばと後悔の朝
6
山賤やまがつの垣根に咲ける卯の花をち縫はぬきぬさらすかと見る
9