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手を引かれ地獄に惑う下り坂 混ざり合う果ての化物ひとり
3
いつだって元気なふりの向日葵の夕暮れの背にかける労い
29
軒先の金魚鉢から仰ぐ空 ラムネの瓶のビー玉の色
12
テーブルの上の筆ペン見るたびに お題がよぎる 習字は苦手
15
恋 それは死の次に重い言葉 愛 それは生きると同じ想い言葉
6
のど自慢に応募した歌
復習
(
さら
)
いつつ きゅうりとハムで一品追加(ハガキ来ると信じて、練習は欠かしません)
15
音の渦巻き込まれては生活に音楽がある回るレコード
8
私の隣に見慣れたあなた どうかこのまま、夏よこのまま
7
私の綺麗な
瞳
(
かがみ
)
は 綺麗なあなたを映すのです
7
あなたへの 溢れる思いは止まることを知らず 私の俳句は自由律
9
貧乏な金持ちか、ブサイクなイケメンどっちがいい! 理解不能で沈黙走る これも青春
5
恋をして 叶うことはないけれど 毎回感じる この人ならと
6
先生
(
あなた
)
に恋をした 生まれてくる年、間違えた どうか来世はあなたの隣で
8
薄紅の積乱雲が映り込む池のほとりを白鷺がゆく
14
夕暮れの運ぶ涼風 浴びながら 鈴虫を聴く
初秋
(
しょしゅう
)
の窓辺
30
占い好きな私、あなたのことが知りたくて スマホ取り出し 4/10 星座 なに
5
期待している私の肩と 左右に揺れるあなたの頭 距離6㎝
6
夏 風に揺られたあなたの頭に目立つ寝癖 私の恋は始まった
8
悪いけど暖めるほど旧交の寒くもなけりゃ深くもなくて
9
くつ下が左右違うと気づいても動じないほど重ねた年齢
10
たこ焼きに たこ以外入れ たこ以上 美味いことなど 絶対にない
6
鳴かぬならツクツクボウシ鳴かせよう いでよ秀吉酷暑の今に
4
エアコンをつけっぱなして早や十日 我が家の記録果てなく伸びる
13
君の背を見つめながらも亡き犬を 考えちゃうねジュディ・オングだ
8
秋風と一緒に我が家に来たからさ 君と歩かぬ九月が来るよ
11
流行り病 ついにうちにも 来ましたか 主が患い 家庭内別居
16
時過ぎて 変わるものあり さみしくて だけどそこに 変わらぬものあり
14
桜月シロきをまとい沖縄へ 國の名刀桜と散りて
4
カオナシよ 千と千尋の 神隠し お前がなんか 私に似てる
9
眠すぎて ぼーっとすれば 今になり 熱い部屋から 脱出図る
4
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