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飴玉を散歩途中に舐めるのを塩分補給のやつにかえたよ
8
真夜中の動物園に星はふりキリンの夢はカムチャッカの子
2
雨上がり 川の両岸一面に 活き活きと咲く 野の花愛らし
32
いまどきはアルバムそこらに売ってない 撮りためた写真の整理をしたく
15
ずっと前から咲き続けている花春をこえ夏すらもこえるか
4
間引きたる みかんの枝の 花つぼみ 香り惜しみて 写真に供え
26
死ぬ前のラスト5秒のカウントがあの子の声とかだったらアツい
13
月なんか見上げなかった あなたさえきれいだねってつぶやかなければ
6
地下鉄の窓を 鏡の代わりとす 降車前か 襟を直す
乗客
(
ひと
)
22
忘れたいこと忘れたくないことの合い挽きをつなぐ粉々の感情
6
野を駆ける子らよ
如何
(
いかん
)
ぞ笑わんや午睡の頃の春空の下
8
半世紀 君の色彩道標 暗闇の中 脳裏に訊ねる/迷子
4
僕の胸 君が空から降ってきて 穴を空けられ死ぬのが理想
2
泡沫の二度目の邂逅 君の目が 僕を認めて言葉失う
4
あなたとの縁を感じずいられない機械に袖は無いというのに
9
この顔に生まれつきある痣もまた 三十二歳おめでとう私
9
もうじきに 蒸し蒸しシーズンやってくる ひんやりスイーツ恋しい季節
14
ねこたちの夜中暴れたあとをただ 淡々と片す月曜の朝
20
いふところの 想われニキビが治らなく デビルマンの歌 延々浮かぶ(誰だ♪誰だ♪‥(笑)ちま猫ちゃんかな?😸)
11
初夏ならばこのくらいだとまたひとつ毛布の厚さを薄くしてみる
21
月曜の打ち捨てられし炊飯器六時四十二分をのこし
7
兄「もつと食べたかつた」「あとひとつだからね」と云い分ける弟
5
約束を破つて酒を注がれる子どもと義理の祖父の狭間で
9
トレースのやうにアイロン一学年進級をした白衣にあてる
4
ステップの隙間落ちさう怖がりも遺伝するらし螺旋階段
7
「いえわたし聖母マリアじゃないほうのマリアです」って名刺をもらう
11
さよならの次の日にかなあみのささくれを ちくんとたしかめる
4
青空を抱きてひかる田の水に黒き姿の燕の旋回
22
コツコツと足跡響かせ颯爽と 迷惑知らずの目立ちたがり屋
3
悪夢見て涙を浮かべ目を覚ます 目を背けてた現実はそこ
6
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