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収穫の最後と届くピーマンの不揃いながら蒼き香のたつ
35
また母に心配かけた怒られた減量よりも健康だろうと
14
真夜なかの鏡に映っていたものは のっぺらぼうの顔をした僕
11
なんですか〜こんな時間に飯テロで(笑)ペヤングいいな ソテー美味しそう
11
ちま猫が だっしゅでへやを かけぬけて 追われるチビ猫 にげきれないの(たしゅけてー)
14
豚肉をぬか漬けにして三日置き ソテーにしたり塩胡椒せず(これは旨い)
8
壊したいだけが壊す理由じゃない 理由を探す余裕をください
8
ジオードを割って生まれたジオ太郎 人ヶ島で人退治を遂げる
4
春先に 始めし
詩
(
うた
)
も 「
美詩
(
びし
)
」
詠
(
よ
)
めず 悲しみの
詩
(
うた
)
減
(
へ
)
らぬまま…秋
21
いつ食うか矯めつ眇めつためらいて 一人で挑まん特盛ペヤング
11
愛すべき隣人であるかのように桜の下で春に死にたい
10
おもいではあいまいなほどうつくしい たぶんおそらくきっとめいびー
11
だまされてみたいと思う夜もある 桃の皮ふれればやわらか
10
これこそが自暴自棄の最たるか 衝動買いした特盛ペヤング
12
晩御飯食べて歯磨き済んだけど 晩御飯二回戦始めるよ
9
つよいひとうつくしいひとこわれないひとあふれない海をみるひと
9
見覚えのない星の輝きに焼かれ 過去も未来も単純化する
7
そのままでいいのよという
波飛沫燈色
(
なみしぶきひいろ
)
煌
(
きら
)
めく母の呼び声
11
秋の日に
刈田
(
かりた
)
一面ひこばえの
碧
(
あお
)
き
生命
(
いのち
)
の
漲
(
みなぎ
)
りてあり
24
芥子の花育てて一発当てちゃってあなたに一把分けてあげたい
8
噴水の前にて撮りし写真には
時間
(
とき
)
という名の残酷があり
15
陽だまりに溜まってみたら人気者 嗚呼幸せな勘違いだな
12
コロコロと変わる心が悔しくて 「秋の空」の責任とする
26
串団子義父の好物を仏壇にお供えする月命日
13
雨傘は頼りとならず億劫に羽織る合羽の野暮たい重さ/雨合羽を詠み直し
8
被災地に届く千羽の鶴哀れ邪魔になるとか役立たぬとか
12
知る鬼が知らぬ仏と相まみゆいずれの肩を担ぐが吉か
10
路銀尽き 帰らぬうちに 幾星霜 やめてよかった 地球侵略
8
君を想い、こうして短歌を考える私は少し可愛いでしょ
8
献血に捧げてきたる吾が血潮 はるか社会にながれて消えた
7
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