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ほんとうにわかったやつはみんな往き、わかったふりのやつばかり生き
10
モッツァレラチーズと夏の相性はトマトとバジルによく似ている
6
てくてくと低山歩く四人組アルピニストの穏やかな老い
16
こがねの野辺 かえると家守がうたいだすパレードがあるわがふるさとよ
6
天国は理想を求めて作られる天国知らぬ人の手により
6
降りる駅表示が地獄になってても興味本位で今なら降りる
5
前向きに気持ち切り替え頑張ろうただ目の前が真っ暗ですが
4
おげおげと苦しみ吐いて倒れそう膝より先に崩れゆく脳
4
もし僕が主人公なのだとしたら勝手するからもうだまってね
3
あつあつの お好み焼きに いじめられ 舌が痛むも ほおばる至福
11
ただひとつ見つめているの 枯れ落ちて種がこぼれる太陽の花
9
雨に閉じ込められているままですか?傷口は避けてあげますからね
4
床が実は天井だったらいいのにな。いたいのいたいの、とんでいけ
3
ペンギンが「ペ」って鳴いたら「ンギン」にも意味を見つけてやらなきゃいけない
5
ゆるされてその先なにがあるのかを ゆるされなくて知らずにいるの
5
いつだって涙を流せる気がするの なのに私は名女優じゃない
6
いつだって優しく包んでくれるから 甘えてしまう 娘に戻る/母へ
13
低温のひと日過ぎゆく西空に明日を占う夕焼け臨む
20
夕立ちの置きゆく大き水溜り埋め尽くすのはポプラの絮毛
16
「どうしても、叶えたい夢があるんだよ」 そう言う彼は 涙を土産に川渡り
5
豊作の完熟イチゴを姉と摘み「ジャムへの砂糖は二割でいいね」
14
空の色「どうして青い?」と君が訊き スマホで調べる 梅雨の晴れ間に
11
弟妹が三十路四十路になるなんて自分の齢より驚くね
11
北の空 北の大地の その先に アイヌの息吹 深く刻まれ
18
雨が梅を連れ来て 砂糖と酒に漬かる頃 暑さと夏が来る
13
道路脇ひょろりと伸びる街灯がもやしみたいで可愛らしいね
7
軽々とぼくの歩みを追い越して風とともに去る花々の
香
(
か
)
6
雨雲の 向こうは空の 衣替え 大胆かしら 日差しの露出
10
早く僕は真人間にならなければ居なくなるための努力をする
4
銀の匙切子の
洋盃
(
コップ
)
かき回すリリリと鳴れば夏の気配が
8
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