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カピバラになってあらゆる動物が寄ってくるような日々を生きたい
2
噛み締めて奥歯から血が滲み出る「君は無理して生きているよね」
1
土曜日の可動時間は3時間これでもなかなか長くなったよ
0
アフリカで話すときには抱きしめるように話せと老人がいう
7
昨日まで触れあいそうな距離にいた君はこころの中の結晶
5
もしぼくが声をかけたらあの人は 片想いは可能性のまま
3
春雨に潤みて息もしやすかり花に水やるごときなるらし
3
人々に忘れ去られた悲しみの墓標のように桜は咲きぬ
6
彼氏より眷属がほしいと嘯いて返事も聞かず空へ連れ出す
5
斧の柄の朽つるも知らで眺めまし散らずは花の山の杣人
4
蝿が飛ぶ音が聞こえる 根性が腐っていると言われた日から
5
見習いの魔法使いが雨上がり虹をえがくがすぐ消えちゃうの
14
咲き続く花の梢や初瀬より吉野に渡す雲の架け橋
3
どの窓にも 均等に月は注がれて 金色に光るシャンパン飲みつつ
4
スイセンが教えてくれた 可愛げな人には必ず毒があるって
16
ちょうどいい量のヒカリを欲してる瞳は変光星のようだね
8
自分から運動しようと思うのは
2
月
2
9
日より少ない
6
朝陽浴び車道を駆ける
白鶺鴒
(
ハクセキレイ
)
今日の勇気を少しもらおう
7
蝸牛我に槍あり鎧ありなめるんじゃねぇ食うんじゃねぇ
4
愛らしい庭の地べたのクロッカス踏まれぬようにできれば逃げて
!
2
聞けるはずもなくあえなく別のバス乗っておんなじ街に帰った
4
たとえばの話だけどもしわたしが男だったら好きになれそう?
3
最寄駅 着くまでの車内に 会話はない 曇った窓に 行ってきます。と
3
桜木
(
さくらぎ
)
が池へぐいっと花の枝雨打つ
水面
(
みなも
)
が気になると見え
5
sperma ouvmで出来る宝物 有史以来の不変な何か
1
眠れぬ
夜
(
よ
)
このままも良い枕元飲み損なったトリアゾラム
7
霞めども照りこそ増され山の
端
(
は
)
に桜を分けて出づる月影
4
ヒサシブリ
!
アイタカッタヨ
!
ア・イ・シ・テ・ル
!
只今絶賛 妄想中
3
ねぇ 君が教えてくれた曲だけど 「LOVE is」何て歌ってたっけ
4
柴負ひて山路を下る里人のしばし憩へる花の下陰
5
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