理論上 何度言っても良いはずの告白だから 明日も言うね
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会えるなら毎日にでも会いたいよ 次に来るのは2年後にして
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話したり写真を撮れたりするだけで幸せなのに それなのに僕は
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春の雨は 夜の空気を閉じ込めて 海はあったと 思い出させる
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君からの 言葉が全て言い訳だ あの日々はもう 過去になったね
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部活動 学部学科
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年下の女の子から貰ったよ 僕が見たことない君の写真
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「僕もだよ」 一言だけで癒される 今日はもうただ ひたすら寝よう
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数学も吹奏楽も分からない 分からないから教えて欲しい
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電線工事 何をするかと 見上げると 混み入りし線 こんなにあるのか 
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ポテサラにパイナップルを入れながら酢豚にリンゴはいけると気付く
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老いる母 半世紀前に リクエスト 「上を向いて歩こう」 ほんとだね
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退院の タイミングとは 治癒で無く 病院さまの 大人の都合
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イケメンの前では生年月日の欄黒塗りになれマイナンバーカード
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心臓も脳みそも開いてみてもどこにもないでしょわたしの心
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快挙なり 春の球宴WBC 日本勝ち 後に続きし 子らを育てよ
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碧瑠璃の涙が晶子の目に光り俺の目からは塩水が溢れ
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「同棲」の二文字が野生的過ぎて「共生」くらいが丁度良い春
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拡大し見つめる君の手のひらを ツメの甘さはどこにあるかな
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少しくらい寒いくらいが良いんです誰にともなく呟く風呂場
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予告なく始発列車で来た春に寝ぼけまなこで「はい」と答える
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顔本で一番歳を感じるのは知人の姓が変わってたとき
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きめている吾の最期は最愛の キミの笑顔を想いながら逝く
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きみという子がいたことを歌に詠む百年のちも色褪せぬよう
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きみとの想い出すくい上げる度きみののこした色が濃くなる
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花雨に木々の芽吹ぞ進みおり春の息吹の満ち満ち足りし
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少額の 年金を貯め 小金にし 帰る息子に 握らせる母
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やはらかにうるほひ満たす春の雨地に降りそゝぎて恵みとなりなむ
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カービィのあのBGMが流れ出す無敵の人になりつつある俺
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灰になる前に余熱が残ってる焚き火を少し眺めていたい
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