絶対に 食べれん草の パクチーの うまさを知った あなたのデート
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ソロデビュー三十周年ムック本衝動買いすhideはカリスマ
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入学し卒業までの三年で 嫌から好きへのグラデーション
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大切にしたいのはほんとうなのに捨て方ばかり覚えてしまう
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手をつなぐ 思いが皮膚を 突き抜けて 伝えることが できたらなぁと
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宅配を今朝からずっと待ち続け みるみる玄関綺麗になる
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伸びていた草木の手入れを少しだけ気付かれ無くても気が済めばよし
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玉ねぎの芯の方から腐りたる 誰にも言えぬ秘密あったか
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あの頃は我にとっても毎日が母の日なりし子の背をさする
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仏壇に真白な百合とパンと菓子 母が供える祖母二人分
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孫の手と花に頼った母の日は特別なこと何も語らず
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下の子がズボンばかりを下げてくる 開き直ってパンツで過ごす
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ペチュニアとトマトキュウリの苗を植え玄関先で夏を待ってる
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チャリンコは うごいていれば たおれない 慣性の法則 相対速度ゼロでもそうか?
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雨の中 マリーゴールド 見て歌い 気分上げつつ 駅へと向かう
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久に会う媼三人はハグののち時を埋めんとお喋り尽きず
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あの頃は吾子にとっては毎日が母の日なりし首に回す手
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終わりへの道筋がバレないように目隠しをするようだデエビゴ
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母の日に いつもながらの プレゼント 洋菓子店の マロンモンブラン
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またしても 締め切り迎え 大慌て モンエナ飲んで 突貫工事
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キラキラと降る紫の雨の中 駆けた先には何が見えるか
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きらめきは網膜の裏に手のひらに 黒板アートを一息に消す
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そうやってまた僕のこと惑わせて、期待させといて落とさないで
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君の言う「好き」は僕とは違うって、わかってるけど期待しちゃうじゃん
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生ハムを巻きて葉巻の振りをして齧りてウヰスキをクピリとす
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柔らかい わたしの頬をひとつねり それから あなたはさよなら告げた
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髪を撫で頬を撫でれば笑うキミ今日も何処かで年下が死ぬ
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揚雲雀あげひばり 見上げる空が 眩しくて 聞こえているか くしゃみ三回
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降り頻る君の涙を肩に受く 白き小壺よ静かに眠れ
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天孫の降りし大地に神宿る包み込まれて霧島は雨
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