Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
…
次 ›
最後 »
短歌とは非経口型の精神薬 サッととろけてすぐに効く
9
いつの日か君が旅立つ日が来ても ダイヤになって戻って来るよね?
11
人の手を転々と渡り
宝石
(
いし
)
たちは 冷たい岩の狭間を夢見る
5
億年の眠りから覚めて削られて 名前や意味や価値を付与され
8
輸入菓子 外すとツライ 大容量 無になり食すがなかなか減らぬ
13
とりたてて 何を望むでもなくてただ そっと側にいる ねこが愛しい
18
余りにも漫画のようで一歳の 親の手止めたる鼻ちょうちん
20
五年ぶりゴールド免許更新で 歳を重ねた我が顔を見る
21
五歳児は自分のことを「オレ」と言う イントネーション作る可愛さ
12
「社内試験受けてないからなのかしら」担当ライン移るベテラン
6
紅白で花弁いろどり母の日の色待宵草ゴデチアは咲き
7
二合炊き大小八つ握り分け焼きおにぎりが母の日の昼
15
初夏は小さき手からこぼれおり園でもらった種を子は蒔き
13
雨空に 悲し気な空 草木にも 我が大地にも 恵みの雨と成り
7
こんなはずないと汗かく試着室サイズアップで楽な生き方
12
風薫る季節装う花の名を妻に言問う…はて、何度目か?
16
マルドロールの歌みたい わたしはこうもり傘あなたはミシン
7
行き先も みないで乗った 電車には 笑うあなたが 陽だまりだった
11
降る雨に樟の葉あをく 放ち得ぬ言葉の
数多
(
あまた
)
沈み
凝
(
こご
)
りぬ
4
降るまえに四角に開く傘をさす少女は残る時間知ってる
5
わがままを通して得意になるよりも 感謝しあって生きていこうよ
6
始めたり 君が好きだと 謂ふアプリ 好きな人の 好きなことまで
8
塵芥回収所で寝たいきっと灰になれるだろこんな私も
6
脱ぎ替ふる習ひも断ちし墨染の袖に風待つ夏は来にけり
9
夏六日排水トイレ昼は不可在宅要請工事が可決 /排水管更新工事・苦行
11
難航す 踏んだ地雷の 後始末 踏まれた地雷と 表裏一体
/
漢字多め
17
母が恐ろしく
空
(
から
)
オーケストラの個室でわんわん泣く夢を見る母の日
6
もう慣れてしまった弁当箱全てが日常に習慣に細胞に成る
8
天穹に慈雨の合間で風が鳴る 僕も泣こうかポルノグラフィティ
5
月曜日 朝の先頭 車両では 赤シートの死体が 転がっている
8
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
…
次 ›
最後 »