豆苗が有るから虫除け芳香剤今日は2ヶ所足元喰われる
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同居は短いけれど義父とともに過ごした時間は濃密だった
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猫ハンカチ 2枚も予備があるのにね やぶれてもなほ 気に入り変わらず
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ドイツといふ ごくシンプルなパン愛す むかしは良さが分からず買わずに
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再びの 暑さはきっと 寂しいと 涼しさ感じてしまったせいか
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「平凡な歌 おもしろくする 方法」検索よりも試行錯誤か
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しがちだが してはいけない 難病や障がい者への上から目線
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雲消えて月の清見ヶ関風に岩超す浪の暁の声
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「ほんとう」と言うよね君は本当は 「ほんとほんと」と言うよね嘘は
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つまらない世界よ光れ灰色の駅のトイレにトノサマバッタ
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スタッフが小さく手を振り「またね」と言うわれもつられて手を振り照れる \ リハジム
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トイレから夜中寝床に戻る時 順番待ちの息子を トシオと見まごう(呪怨にはまったあの頃)
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イクエとヨシエわざと間違えウケ狙い でもヒロミだったの?少しパニック(大津芭貴さん39
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山手線、早朝から並んでる、さすが人多し
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庭の木にヒヨドリ止まりて部屋覗く テレビのニュース気になる如く
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唐辛子の辛さはカプサイシンが痛覚を刺激するゆゑと今にして知る
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夜明け前の電車はゴトン、ヒュルルと、トンネル抜けると、空がしらむが、🥱眠い
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朝方に アサガオの藍 鮮やかに 朝露白く 花びら濡らす
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始発座れ、まずはありがとう、今日も生きてお仕事できることに感謝
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やわらかな 秋の陽ざしに 色づいた 銀杏ギンナンの葉が 黄金こがねに染まる
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君のそのたどたどしさにひたむきで真摯な気持ちを感じています
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朝明けは清々しくて夕暮れは他人の声も優しくなりぬ
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虫の音の聞こえるようにほの開けた窓は閉ざしぬ あかつきの秋
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うたかたの歌がうかんだ 夢のうち どうしてこんなに三十一文字みそひともんじ
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TLのやたらふわふわした犬よ 君の犬種を教えておくれ
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低炭素社会といえど情熱は静かに燃やし続けていたい
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何もかも丼飯にぶちこんでガッとかき込む紋次郎流/また美味いんだなぁ。これが
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遺伝子に抗うだけで今生こんじょうはきっと朽ち果ててしまうだろう
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米不足チャーハン主菜にメシを食うなんという贅沢な夕餉
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暗黒に澱んだ井戸のその底の長き黒髪どくろ絡めて/鈴木光司『リング』オマージュ
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