祝福の星の光が届かない地下で踊ろう ふたりだけだね
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明け方の星を眺めた初仕事きみの煙草に分けた灯し火
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後悔とその場しのぎの忘れ物 向かいに咲いた 真っ青なひまわり
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あれやろか?父子で傘を深く持ち木をドンと蹴る水のババババ
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「ありがとう」よりも先に「ごめんね」が出ちゃうあなたの大切になりたい
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後戻りできない地点を越えた朝バジリカータの赤を注ごう
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それぞれのカップの欠けがわかるほど近くだったあいつらの訃報
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猫はみな悪の手先とわらってたアイツの来世はきっと黒猫
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いまならば貴方の瞼に触れられる線路脇の偶数の花
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よそ行きの香りを胸に吹きかける今日も出れない子ども部屋より
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一面に青色の花咲き誇る北鎌倉のあじさい寺
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ナナフシの ちいさな骸 消えており ホッと息吐く もう梅雨だって
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別れ際 夕陽に伸びる僕の影 さりとて君の背中は遠く
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好きだった人におすすめされたけどクリアできずにずっとやってる
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柿の花いくつも落ちてこれはまた始末を思うなればなったで
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夕焼けになると橙川光り紫陽花と百合がおしゃべりをする
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悔し泣き オヤジになっても流れ出る 恥じなぞ知るか 我上げるなり
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雨降りて ここには屋根はなかったと 泣いて気づいて 空見て嗤う
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おとうさんこれは速くは進めない急ぎて工作幌とプロペラ
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飛行船マリオのフィギュアが乗り込んでリビングという大海原へ
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作ってよまた段ボール飛行船せがむ息子に本気出す父
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贅沢に越後姫食べ思い出す 宝幸早生ほうこうわせのおばあのジャムを
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大気圧口腔圧のバランスを唇は見失って吐息
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まだ蘭鋳のような何かを踊らせています 私も踊ってる
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草花は 勝手に咲いては散ってゆく 人の思いも気にもとめない
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これまでを否定するようにこの首が寝違えてから七日目になる
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白鳥は脚を砕けり 曇天と雨の紋立つ池の隙間に
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いぬの背に指をもぐらせ書くいぬのなまえをいぬが好きであればいい
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人混みに線形回帰できなくて この点Pを誰か見つけて
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「わたくしごとですが」と神が手を広げ夜空に触れたとたんオーロラが
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