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水面を 鮮やか彩る睡蓮の 見頃となりて心癒さる
16
ミスをした人がいてでも夕方は等しくやってくるからいのち
4
どうしても 眠れぬ夜は ぐっすりとねむるねこを抱く いのちのぬくもり
18
ひさしぶり 十話みたなら クイーンズ 卒業しちゃって 人生はやい。\アン シャーリィ
12
前触れ
(
少量出血
)
が来たりて あちこち不調なり 月のさわりのうとましきこと
13
X
(
エックス
)
は無自覚ないじめっ子だらけ 普通の言葉もすぐ標的
12
地図に触れ ひんやりとしたあの夜に 橙色の灯りを浮かべ
8
「好きな人できた」「いいじゃん」十六年 君の期待に応えられない
4
断崖の 海へと続く 坂道に 命の電話 置く小屋の有り/ 和歌山 三段壁にて
22
窮屈なカルティエリング三連の金縛り如きバブルの重さ
20
ほのぼのと明るい歌を書いてたが時すでに暮れ嘆きの様相
5
そうだねと 恥ずかしそうな 妻に言う 溶けてとろけて 伸びて美味いし
5
寒暖の両極端を繰り返し米ひと粒は真珠に等しい
24
今日もまた何も成せずに深夜過ぎ明日の不安と土日の夢と
6
人間のふりを続けてきたけれどもうそろそろと必死に飽いた
4
うら寂し言葉ばかりが迫り来る人の世の末夢も見られぬ
5
わたしのいちばんはあのこ!でもあの子の一番は私じゃない
5
息も出来ぬよう、奥底に閉じ込めて
3
足ることを知らぬふりして飢餓感を心に飼うはおろかなりけり
5
夏の桜の樹の影のうつくしさをあなたは知っているのですか
10
各地では 梅雨が明けたり 梅雨入りし 北海道は 日により寒い
6
哺乳類だと思ってた違うのか私は今日も息が苦しい
5
「ごめんな」と言われても、もう 何度もなん度もなんども何度も
5
こんな世を一所懸命生きている見返りに月だけは明るい
14
つぶやくの これが人生 代われない 腐るな 誰も わからなくても
6
なんでやろう アムリタの方思い出す N.Pのほうが好きやったのに
2
今がもう 余生だから、さ これ以上捨てる余裕もない崖っぷち
5
青の島にひとりでいる魂を黄色の花と迎えにいった
2
公
(
おおやけ
)
にしてはいけない仕事でも 「ただいま」と言う 「おかえり」と言う
9
要約ができないほどに不可解な手紙を遺し鳥になる人
7
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