ひとさらに南アジアと欧州と豐葦原瑞穂国が
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この名前いつか呼んでよその声で うまくいかない日々を察して
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砂時計キラキラ砂が落ちるよに あの冬私の愛は終わった
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15歳偶然出逢ったあの日から 恋の魔法は今でも解けない
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暗い部屋でも窓越しに照らせるし何もなくても私がいるよ
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60億分の1の確率で出逢えた最愛の貴方ひと運命なんだね
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微睡みをみどりの風が撫でてゆき これは5月だ いのちよ生きろ
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先人の犠牲尊しふぐ料理いただくときは心で合掌
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暗闇にポツンと光る電話ボックス 彼とつながる夢の国への入口
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晴天で毛布が2枚フカフカに 今までありがと冬までおやすみ
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安日傘 風に壊れて 真夏日の 陽を燦々と 浴びて駅前
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青嵐晒された苗下を向く 風の谷間へ引っ越しの朝
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肥後守ひごのかみ使い削ったB4で『懐かしいな』と試し書きする
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微笑んで見つめてしまう夕方の植木にかかるプリズムの橋
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思い出が家出したから窓開けて風通し良い私の心
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目に沁みる雨上がりの青空に雨で湿気た心と身体からだ
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夜が更けたもう寝てしまえやけっぱち雨の眠気に度々のミス
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駄目押しに唾腺のゆるむだくだくの出汁が染み入る大根の味
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庭先の格子フェンスの影を見て「線路みたい」と三歳走る
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特定のひとりを愛すは苦手だし みんなに同じ愛情を注ぐ
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ため息はそこらじゅうに落ちていて道の端で石ころとなりぬ
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俺あげた 首輪外した写真みて 妊婦だからか。 そう思いたい
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北国の 野は花ざかり 真っ白な 冬には真っ赤な ナナカマドの花 / おはよー。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。
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にせがぞう にせブルームバーグ にせじょうほう 株やってるやつは いがいにちょろい
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「大人って瞬間最大風速の悪口だよね、モロに喰らうし」
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目覚めれば消えているかもまぼろしはあたかも事実もしかして夢
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タイムマシーン乗せられていた今日だけは記憶と現実手に取れるなど
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十五から一度も会えずにいた友が実家にずっといるよと笑う
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夏向けの帽子を買いにドアベルで十五にタイムスリップさせた
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飴と鞭どちらでもいい あなたから貰えるものならなんでも欲しいの
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