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自販機の 硬貨口より 入りたる 虫よ哀れや 人の犠牲に
15
いつか咲く彼岸花の芽は焼けるような土の中でその時を待つ
12
真っ昼間 木陰に佇む カラスたち 君たち黒いし そりゃ暑いよな
12
パリオリパラリン 言いづらい アララカタブラツルリンコの上句か
6
東京は生活の横でラジオからパリもお勝手と睡眠の中 / オリンピック
10
40℃! 禍々しき数字みえている 週間予報ホントに萎えます
12
番組でみた商品は見つからず うちの近所の小さい百均
9
花の巴里オリンピックは開会す 我の生まれし国思ふ日々
5
病院へ二時間の道進みつつ 夫と出会った日の鮮やかに
8
こちらから見える景色とそちらから見ている景色は
パラレルらしい
(
(交わらないって)
)
10
贅沢はモーニングつきアイスティ レモンは琥珀の中に沈めり
10
ベッドにて術後の夫の横顔に 知らないグレーの老いを見つける
20
遠き地の 欧州パリで 聖火咲く 五輪のタスキ 東京発で
5
あついねぇ そう言いたげに 床の上 ねこはコロンとお腹をみせる
19
今日ベーグル買えるかなぁ?と それとなく 口内炎のご機嫌うかがう
9
黒歴史 天女の羽衣 なで解かす とても待てない 星が砕ける
17
慣性にまかせてゆれる中年の車の中のひろつたビーズ
7
微睡んで夢かうつつかさまよつた短編小説のような恋
6
あなた今 オタクをバカに しましたね 頼んだケーキに 手もつけないで
5
五分後のクリームソーダ 球面に収まる
青空
(
そら
)
と外側の雨
11
寝苦しく夜中に何度も目が覚める 貞子と伽椰子が出たら嫌だぞ(平成の名作)
6
目覚めると貴方の事を想う癖 やめなきゃでもね涙はもう出ず
12
この道で昔仔猫を見たことを思い出しつつ自転車を漕ぐ
15
起きなきゃと背伸びして思ふ 二分前に買った本のこと
5
青春は多彩な色で日替わりの黒のページの次は真っ暗
12
見つめ合う ことなど
永遠
(
とわ
)
に 無いだろう 瓜が二つの 野球の選手
15
入院の夫を見舞う準備する 笑顔が浮かぶ履き慣れし靴
10
ブラウンの抱き枕には百七歳の 伯母の涙が染み込んでいる
5
恐ろしや妻の寝言は黄泉の聲 憑り代の口 俺を責めるか
6
キリコ観て「夢の解き絵」とするならば それではただのクイズに堕ちぬ(キリコ展行ってきます)
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