自らの首に縄かけ蹴った椅子「バタン!」と倒れ直す者なく
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迷う森ほどよいみきを見上げれば僕より先のてるてる坊主/『怖い短歌』届きました
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日が落ちて部屋に吹き入る涼風すずかぜに靡く水琴 澄みし秋の /風の水琴
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好きですと破り渡した綴じ手帳 次はルーズリーフにするぞ
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オモウマイ いろいろ良い曲かけている(BGM)残響散歌のあとにPrincessPrincessプリプリ>懐かし〜
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病床でネットサーフィンの果てに予約したのは人間ドック
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昨晩は エアコンなしの 寝室で 明け方ねこが 再度寄り添い
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おなじくです 私ゃポテチと酒にゆく その間、飲む気も起きぬものでね(スイーツは365日オッケー(笑))
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寒冬が 「秋」と嘘つき 耳と尾を はみ出しているような涼風
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この感じ 今日は半袖 大丈夫 かなり後悔 時間よ戻れ
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昨日今日甘いものばかり食べているぼちぼち来るんだ仕方ないんだ
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実家からもらって帰った羊羹を齧りながらの仕事は捗る
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カフェオレを台風去って飲み始め一日善!みたいなノリで/(いかん)
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愛のない日差しひんやり適温ね この距離のまま、ぬくもりもなく
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ミステリーつかみがオッケーだったけど後味悪く涙がぽろり
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海渡り 星の国まで 届きそな セントレア発 新千歳ゆき
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「カーネーション」周防すおうさんが大好きで のち に知ったよ「綾野剛」って
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朝ドラの「カーネーション」の再放送 元気をもらい職場へ急ぐ
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労働のあとのつかれの感覚にしみこんでゆく けふの晩酌
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17時 改札はみんなを押し出し明日あす朝吸いとる私抜きで
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誰よりも寝息が静かな時、君は淡い発光体になりゆく
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西空に 筋雲を見た 夕暮れに 雨の予感を ただ感じたり
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奥様に作っていただく弁当は ご飯と梅干だけになりぬ
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我が妻に作ってもらう弁当は おかず一口あとは梅干
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女房に作らせしをる弁当は 俺の分だけおかずが減りて
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くちづけは甘き陶酔蜜を吸ふみつばちににて飽くことのなき
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老兵も暑さ過ぎれば衣着け 食い扶持稼ぎに動き出すぞよ
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いつだって逆境は吾を強くする かかっておいで愛しい敵よ
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野々竜の「誰がなってもオンナジや!」滑稽なほど的を射ている/野々村竜太郎氏に捧ぐ
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運命を受け入れること出来たから 許せないけど許せているよ
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