薫風よ さらば浪花のモーツァルト 世をゆけば聴く そこにかしこに
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いつだって 旅が出来ると 思わずに 一期一会を すり抜けぬよう
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『人』の『夢』それで『儚い』と読むなんて 言葉は嫌いと言える強さよ
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ツナカレー炒めで夏をはじめます 走りのゴーヤー まだ小ぶりだね
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日が沈む 見える見えるは 友の笑顔 ずんだのボール 快音響く 硬式庭球
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笑顔には 魔法の薬 含まれて どんな心も 和んでしまう
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空が手に触れるころにはもう塔を建てる理由も忘れ去られた
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人類は花に気持ちを託しがち 石に想いを託しがちだな
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技術屋のフリして生きた半世紀上書き保存はUtakataの歌
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雑草ざっそうは どんどんえて 増えていく ここじゃなければ かわいい野草やそう
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小雨降る昼前散歩をした吾を 嘲笑うような午後の太陽
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マイペースな次男夫婦の緩さ良し 四日遅れのお菓子食みつつ /母の日のプレゼント
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電車の窓からは熱風、トンネル内は涼しい風、エアコンより、すごしやすし❣️
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付き添いに病院食の献立表エアで頬張り楽しくはない
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眠るの耳元にそっと「さんぽだよ」ささやく夫に優しさを見る
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向田邦子のような、人間くさいエッセイ読みたいなぁ
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帰りの電車、はやい速い119km/hで飛ばしてる、外は真夏の西日だぁ
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この頃を竹笋生たけのこしょうずと云うなれど 生えたる筍未だ見知らず
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初物だ!ゴーヤーをゲットして帰る また10月までお世話になります
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ホテルまでのワインディング•ロード君と唄った 「抱きしめたい」
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もういっかい あといっかいの くりかえし 一球入魂 全力でやれ
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風に押されて雲が動く吾の時間が動きだす
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吾の明日紡ぐは枕もとのちいさな石と毎日の感謝ワーク
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夜を穏やかに照らすソルトランプかつては神妙なヒマラヤの塩
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流されていく毎日に頑張れなんて言われたらぶくぶく沈んでいきそうだわ
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飛ぼうと思ってホームの端に立ったあの日がせいの最高潮だった
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心から あなたの姿が 消えて行く こぼした言葉 涙と共に
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かみさまに愛された君の横顔も声も全てを描いてみせる
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にんげんのまねっこ上手になったけど 心のどこか いつも泣いてる
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寝返りを打った娘が持ってった 布団と熱と私の悪夢
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