君とはもう お別れなのか 夕焼け空の柑子色こうじいろ 見ると思い出す 甘い思い出
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でたらめな弔い方だけ焼き付けて悲しみ方は置き去りにした
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深夜零時二十五分行き場のない僕ら「大丈夫」その言葉はエマージェンシー?
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眩しさを湿った土の下で待つ蛹のように夏に焦がれる
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非破壊の検査・構造解析は破断しかけの二人に不要
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罪人は柘榴のしたで座して待つ残夏を覆うざざ降りの雨
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本日は27°の春曇り 重い雨粒が打ち鳴らす熱
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いぬねこは眠る人らに重なってやさしく悪夢を見せてくれる
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特別なあなたにとって特別なそんな誰かに私ダメかな
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雨じゃない黄砂上等サングラス、マスク、無帽のスローママチャリ
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止まってと 言うより先に 踏み外し 溝渠に染まる 白いスニーカー
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難しい話 尖った君の口 見る僕 「ねぇ」と怒られる僕
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「あと5分、せめて3分・・・」お布団の中で私は傷つかないから
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薫風や 府中に舞いし 牝馬二冠 鞍上呼ぶは 御嬢様と
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紫陽花をでた母を思い出す 空を見上げて生きてるよと告げる
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夢を見た夢の中では幸せで 突然目が覚め彼の名を呼ぶ
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読み返し校正をしてまた読んで ええいままよといざ投稿
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野にまぎれ誰に知られることもなき花と言えども凛と咲かんや
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サンダルを両の手に波追う君は沖に沈みし陽の影となる
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夜は更けて 放置テレビで ミスチルの 思い出の曲 「終わりなき旅」
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からす鳴く「〇あっ!」「〇ぁん!」と「わんっ」とね聴こえなくもないちょっと可愛い…
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黄砂の日。もやる空にも カッコウの 二音におんは空から 降るようでいて
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モヤモヤを三十一文字みそひともじに詰め込んで投稿ボタン押してスッキリ
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念願の彼との電話繋がった 「逢いたいよ」と言われそこで目が覚めた
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歩み寄る素振りも見せず輪郭は浮き彫られてく声が聞きたい
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G7主役はやはりウクライナ核と未来を広島で問う
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朝日受け黄砂の予報を知らざるや チューリップの直立不動
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深夜、孤独にしほたれり、 NASAのAre we alone?と言へばなるらし
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プラトン的恋愛とか装ってa.m.4:00に鳴く鳥を知る
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じいしきが おんなじような はんだんを くりかえしできる わたしといふ自我(イメージ) /シンギュラリティへのメモ
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