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まっしろい姿で油断を誘いつつ口中やけどさせるサディスト
6
空高く 響く我らの 笑い声 花も嬉しと 微笑み見えて
11
執着を捨ててひらける涅槃の身身心脱落我が身よさらば
3
バスに揺られ外を見ていると何モノかが迫り上がって来て気持ちを塞ぐ
5
弓矢飛ぶ 一筋伸びる 飛行機雲蒼空の鰯雲切り裂き駆ける
3
紅の顔見惚れし猿はすべり落ち百日紅風に散りゆく
4
かわいいと 小熊にエサを 食べさせて 大きくなって 戻ったら撃つ
3
青空と宇宙の
間
(
はざま
)
で漂いし「ビーフ・オア・チキン?」耳はキーンと
14
軽くても重くてもダメ「愛と歌」心を掴むって難しいなぁ
11
一瞬を 切り取り放つ 言の葉に 迷い戸惑う 事の
端
(
は
)
の
端
(
はし
)
10
母親は 幾つになりても 母親で 娘の髪など 結いたいもので
22
石を這う蜥蜴や 虹色毒々し
首
(
こうべ
)
を垂れる 彼岸中日
12
差し出され 握り捻って みはしたが 埒も開かずに 返す瓶蓋
16
残光の 黄昏に下る 坂道に
薄
(
すすき
)
揺らす風 はや秋を知る
10
掃除機に追い詰められてすらも尚自力で引き戸開けず待つ猫
21
姑送り十年の時流れたり介護の日々も遠き思い出
28
介護は一人で背負うの無理ですよデイやヘルパー頼れる場所を/きのぽ様
20
介護には先の見えない辛さあり愚痴こぼしつつ日々奮闘す/姑の介護十二年
25
急に来た秋に焦って七分丈 引っ張り出してアイロンかける
30
おしまいと 言ってるうちは 終われない 本当の終わりは フェイドアウトさ
4
隣りいいですかと聞かれてうなずくとダリアが座り花を咲かせた
11
できたてのおはぎと煎茶夫の前しばし語らん日々のあれこれ
30
分断をさらに深める大統領
死人
(
しびと
)
は口をまう開かない
7
鈴虫も眠りぬ 新月の午前零時 夜空に秋の四辺形/ペガスス座の胴体に見立てた四つの星
19
良き父の 姿になりし 君の
人生
(
とき
)
喜び吾も 母の道ゆく
16
僕だけのシナリオ きっと記すんだ 生きた証を 声高らかに
16
コメントに 見たことあると 書き捨てて 自分の無能 ひけらかすバカ
2
もう少し人に頼っていいのかな私の膝もしくしく泣くし
36
悪夢覚め夜明けの空は澄み渡り心に深く秋を吸い込む
32
亡母
(
はは
)
がいるご詠歌ひびく講のあと沢庵茶の香も秋風になる
24
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