「また会おう」「元気でいてね」「ありがとう」人は言葉で生かされている
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いつからか歩けなくなった母を連れコロナワクチン接種に行きます。
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たまごしか入らなそうな君のカバンたまごは全部思い出だけど
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今度から七色じゃなく十色と言うね世界が広がるからね
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王様は裸ですと叫ぶ役を押し付けあってるハリボテの国
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世知辛い世の中憂いふて寝する 夢に期待の安眠グッズ
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眠れない スマホをいじり 朝になる 不眠症があり 依存症もあり
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玉水は軒に糸引く蜘蛛ささがにの雲に閉ぢたる五月雨の空
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雨音あまおとはくがずれてく 裏打ちが 音頭にかわる うなだれる花
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名のみなほ昔長柄の橋柱朽ちや果つらむ五月雨のころ
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つながりは わずらわしけど たっとくて あいとそくばく 協同と独自
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この世にて 何を信じて 生きるかは 人の自由と 言えばそれまで
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ダーウィンの 空想科学 信じれば 人の尊厳 獣と同じ
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人間は 猿の子孫じゃ ありません 神の子孫と 言えば笑わる
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永遠の 幸せなんぞ あるもんか そんなあきらめ 聴こえてきそう
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人々は その日その日の 幸せを 追い求めてる スマホ片手に
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結婚を しない若者 増え続け 同棲しても 子供作らず
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妻にして 年取るごとに 小言増え 謝る方が 時の節約
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大雨が 降った翌朝 畑には 行きたいような 躊躇うような
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松本も さんまも同じ 関西の 面白い人 代表選手
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バンクシー 誰も見なけりゃ ただの壁 忘れられたら ただのカタカナ
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ふた月も未練がましく引き摺りてよみんの部屋の陽当たりの良さ
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苦瓜の 一番花よ 雨の中 駅まで歩く 我へエールか
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もういないなんて嘘でしょう 叢の猫じゃらし掴めなかった
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さあ雨よ 激しく降れと 叫ぶ夜 我が痛みあり 未だ拭えじ
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線状の 帯もたらす 水無月雨 激しく降りて 起こる憂鬱
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残念な生き物ってば俺のこと? 友だちいない 群れぬ野良犬
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みんなして死にたいなんて思わないって言うので わかんなくなる人間
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幾日も待ちわびし雨降るらしい窓辺のベッドに雨音を聞く
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ようやくに迷路の秘密を見つけ出し約束時間も過ぎしと気付く
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