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墓参る明日のために花を買う奮発をしてスプリングバレーも
7
子ども舌 苦味があっておいしいと言う人みんなうそつきとする
9
また夜におばけがアイスねだります秋になったら会えない友だち
21
五首詠んで時間を見たら三十分もっと推敲するべきだったか
8
胸が鳴るあなたと会える約束をお守りのよに握りしめ歩く
29
真剣に働く者よ盾を持て!余計な横やり弾き飛ばさん
9
きみらしくこのさよならを消化してわたしの涙見えていますか
24
理不尽な物言いする子を受け流す 仏の顔も三度までだが
11
推し引退もしもう一度会えるなら這いつくばってでも行くからね
19
人生の最大の謎は我にあり再現できない武勇伝とか
9
朝晩と昼の温度差激しくてだるいカラダがよけいにだるい
10
ストレスで景色の色が消えていく気持ちが少しわかったような
14
半袖や 長袖シャツに パーカーも ジャンパーもいる 今日の服装
7
健診の数値をついつい報告す話せる相手がいる有り難さ
19
ああ今日は歯磨き前に風呂入ろ直行したいの何もせずにさ
11
入らなきゃ あすの私が 後悔す 風呂入るまで いつもグズグズ
17
知らぬ間に過ぎた別れが多すぎた 三十四年女を生きた
8
どこまでも私が欲しい蒼じゃなく絵筆を取って空を見上げる
12
肩の冷え感じて今朝は目が覚める一夜でめっきり秋深まって
15
まだ先へまだまだ先へ進むのが終わりと投げた絶望の常
8
何気なく振り向く君の無防備を記憶の森に額装したい
10
足跡の遠く途絶えた思い出がもうほぼ虹になってさみしい
10
見晴らしのいい青空で映写機になって未来へ視線を飛ばす
11
昨日みた映画がふいに伏線になって会話が雪解けとなる
8
人まばら閑散とする運動会「ヨーイドン」の声が響く
5
妻がしたパックのお下がり貼り付けて横になっているあと5分間
9
はじまりを曖昧にしたもんだから終わりがいつかも分からないよ
7
昔吐いた汚い言葉も風に乗りイタリアあたりをさまよっている
5
突然の豪雨も慣れたよ「ゲリラ」なる言葉みな口にする日常
7
吉野家でアオサの味噌汁飲みながら何をしようか明日の休日
11
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