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日傾くビーサンダル着で始動する「定休日」だけが僕らを正す
7
フローズンヨーグルト(いちご)にて今日の〆 でもほんとはね プレーンが好きさ
6
チャペル◯、ドレスが✕で十数件 君の隣で過ごす幸せ
12
特別な春の記憶に咲く花は棘/密として我を離さん
6
ほつほつと扉の前で春かおり 白マスクとる手が逡巡す
11
初春の市役所で待つ二時間半 人生転機の順番はまだ
12
輪廻 信じていても夢で会う祖父の手の
皺
(
しわ
)
いつもの作業着
8
家康の木像
拝
(
おろが
)
む小さき寺光秀作と謎めく言われ
13
一瞬の勢いで押す削除ボタン「-
1
章-あなた」から栞を外す
5
歓談の順番待ちに追われけり 我知る君はほんの一部
9
月が綺麗の返信をくれ とか言うから
2
時間ひと文字もうてず
18
交差する直線は二度交わらぬ 平行よりも時に酸っぱく
8
ぬるま湯のなかでいつかの羊水の記憶をたどりあの日に帰る
6
苦しみを声に出したらぬいぐるみ投げ飛ばしたよ ごめんね
11
いがいがをとろうと舐めたはちみつに願いをこめるちちんぷいぷい
11
引っ越
(
家出
)
してふた月ぶりの実家では食べたことない献立が出る
8
この恋に執着してるわけじゃない ケジメをつけて終わりたいだけ
12
そばにいて そんな言葉が出かかって 飲み下してく さみしいの雨
10
呟く「何者かになりたい」ビジョンだけは立派 口だけ 欲だけ
4
とけていく 悲しみすべて あたたかな 布団の中で 明日を夢みる
6
星すらも 見えぬ夜空を 眺めては 早くも明日の 朝日が恋し
8
夜の空 我が身に染みて 吹く風に 微かに混じる 石鹸の匂い
5
自らが詠んだ短歌を見直して新解釈を見出したとき
8
たくさんの気配がつつむ天幕のむこうの夜は満たされている
6
夏が来る だがその前に梅雨が来る 汗ばむ肌に雨が伝える
10
横断歩道のしろいとこだけふんでゆく 人生のうちのわずかな音楽
10
ハ長調のようなひだまり 空高くすずめは鳴いて猫は寝ている
12
おわらない夢をおわらせる 誰にも喜ばれないことをしている
4
カルピスを炭酸で割って飲んでみて カルピスソーダと違う不条理
7
左目の奥にずっと奥の方に確かな星が沈んでいるね
7
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