洗顔後ニベアソフトでスキンケア肌が潤い安堵する朝
10
俺だって鼻きゅんマスクをつけてみた 坊主頭に違和感はなし
8
弁当をかきこむ頭を射貫かれる 高句麗国の蟹腹兵士
8
手作りは伝わり好きが恋になるイブはいっぱい愛し合おうね
10
女孫ほど歳の離れた研修医にがん検診の作法を伝授す
8
赴任地が 何処であろうと行く云ふ 不安捨て置く覇気の頼もし
27
朝迫る 息は白くて 物部川 満ちる海辺が 遠く光って
11
がん転移生かされ六年難きにも歌詠み習う陽だまりの道 \ 小倉アナ旅立ちの日に
24
誕生日 祝ってくれる 人わずか ありがたきこと 感謝の祈り
7
管理する 人に鎖を つけないと 横暴となり 狼となる
4
辞めてゆく 人が絶えない 職場には 問題があり 策を講じず
3
金欲しさ 生活のため ある程度 我慢はするが 限界があり
3
はいはいと 聞いてるうちに 考える こともなくなり 手先となりて
4
あれをしろ これはするなと 言われても 限度があると ほんとは思う
4
老いぼれた 教員ぐらい 面倒な ものはいないと 今更思う
5
正義とか プライドだとか 人知れず 涙を流す ことも知らずに
3
狼は 人に噛みつき 恐れられ 犠牲となった 人累々と
3
狼と ウサギを同じ 檻に入れ 赤い涙目 泣いているよね
3
雪深し 雪かき終えし身体から 汗が噴き出し 立ちのぼる湯気 
19
たわわなり、実のりて柿の紅くして 寒き外より、孫帰る頬。
9
名月や、庭の小池の、鯉の背を 照らし落葉も、泳ぐ秋の夜。
9
土の中 空夢見ては なけずいる ヒトヨノユメに 空知らぬ雨
8
真夜中の コインランドリー 一輪の 花さえあれば。明日も仕事だ。
7
もう別に、全部どうでもよくなって。朝に蜘蛛つぶし、夜、爪を切る。
6
また僕は救われたのか君が書く三十一の言葉によって
11
せいしつも きょうぐうさえも ちがいなく おなじうたよむ (as) 心理療法
12
ゆたんぽは まえより平ら 発熱も すこしやわらか 時間も保って
17
人生も針仕事とは似たりけり一目一目が出来栄えとなる
11
さようなら笑顔で手をふる さようならほんとの気持ちは告げないままに
10
終電の過ぎし街の片すみを バンドワゴンは走りはじめる
8